面談・打ち合わせ

【フリーランス】IT無知なクライアント問題

it ignorant client

ITに関して、何一つ分かっていないクライアントは、少なくありません。

このクライアントには、細心の注意を払う必要があります。

 

IT無知なクライアントと出会ったらどうするべきか。

次の選択肢があります。

1. 詳しくない相手に、教えてあげる

2. 契約しない(その場で、終了する)

 

結論を言えば、

フリーランスは、「2. 契約しない(その場で、終了する)」を選択すべきである、

と考えております。

 

フリーランスのクライアントは、

中小零細企業が多く、「1. 詳しくない相手に、教えてあげる」を選択した場合、

往々にして、契約範囲外での稼働となる可能性が非常に高い為です。

つまり、相手に教えれば教えるほど、報酬は減っていく、ということです。

 

IT無知なクライアントと出会う(体験談)

先日、登録しているクラウドソーシング経由で、突然、メッセージをいただきました。

 

内容は、

当社ホームページの運用保守をしてくれる人を探しています。

XXさんのプロフィールを拝見したらマッチングすると思って連絡差し上げました。

とのこと。

 

そして、

業務内容も稼働時間も、

特に問題がありませんでした。

単価は、とても高めに設定されていました。

 

普段は、

自分から優良な案件を求めて、

クラウドソーシングサイトを回遊しているわけですが、

先方から、仕事スカウトの連絡をいただけるなんで運がいいと感じました。

 

早速、案件の内容について詳細をお伺いしたいといくつか質問をさせていただきました。

 

すると、

C or Java が使えるエンジニアが欲しい(使えなくても大丈夫です)

という内容でした。

 

ホームページなのに、C?とちょっと思いましたが、

あくまで、ここで、CやJavaと書いてあるのは、

「プログラムの基礎的な知識を身につけている人」

という意味合いで、書いてあるんだと、勝手に解釈しました。

 

なぜなら、もう一度、業務内容を問い合わせたところ、

簡単なホームページの運用保守です。

という回答が返ってきたからです。

 

稼働も空きがあったので、

対応できます、

と返したら、

なぜか、履歴書の提出を求められました。

 

業務委託で履歴書?

と訝りました。

 

本来なら、ここで蹴っておくべきでした。

・条件が非常に良かった

・時間に余裕があった

ということで、その先に進む選択を取ってしまいました。

 

頑張って履歴書を書いて郵送すると書類選考通過したので、面接に来てくださいとの連絡が来ました。

面接場所は、、遠い。

しかも、朝9時からと、朝が早い。

 

断ろうか、と思いましたが、

でも、

・条件が非常に良かった

・時間に余裕があった

が背中を押しました。

 

中央線に乗って都心を離れていき、立川近くの或る駅で降りました。

駅から少し歩き、会社に、到着しました。

 

朝9時に、開店してました。

恐らく、面接の為に開けたと思われます。

 

入店すると、

レジカウンター前に、椅子が置いてあり、

面接の為の、即席の設営がなされていました。

 

相手は、社長でした。

まずは、この会社について、10分ほど話を聞きました。

そのあと、私の経歴について話が及びました。

履歴書とともに職務経歴書も送っておいたので、話を進めやすいと考えていました。

 

しかし、ここでとんでもない事実が発覚しました。

求人内容と、募集している人材(職種)が、違っていました。

そして、募集職種が違っていることすら、この社長は、気づいていませんでした。

 

ホームページの運用保守で基礎を身につけているプログラマーを募集しているのだから、例えば、

・フォームの修正

・メールの送信機能の追加

・GWや年末年始の長期休暇などのお知らせ文言の掲示

・その他、機能拡張

などのタスクを、予想していました。

 

実際は、ホームページのデザインを作成したいようでした。

ただ、この社長、自分がデザイナを募集していることも理解ができていないようでした。

弊社ホームページをカッコイイデザインにしてもらいたいからプログラマーを探していると仰っていました。

 

この会社のホームページ、

数年前、この社長が、ホームページビルダーで、作成したものらしいです。

 

もちろん、

「あれ?求人内容に、CやJavaって書いてあったんですが、あれは、何ですか」

と聞きました。

すると、

「あれは、CやJavaは、かっこいいから、書いた」

という回答がきたので、呆れました。

 

もう一度、求人内容を見ました。

 

求人内容は以下です。

 

CやJavaのプログラマー募集

ホームページの運用保守

C or Java が使えるエンジニアが欲しい(使えなくても大丈夫です)

エンジニア経験のある人ならば、容易く対応できると思います。

最上流の経験を積むことができます。

リモート可能

時給 5,000円

 

デザインは一言も書いていません。

これどう見てもエンジニア寄りの求人です。

 

もう一度、

社長に話を聞くと、

間違いなく、デザインを作って欲しい、という回答でした。

 

この社長、前述の通り、

Webや開発について、何の知識もありませんでした。

 

つまり、

私が提出した、私の業務経歴書も、よく分かっていませんでした。

どのような基準で、書類選考をしたのか不思議です。

 

面接は、以上です。

 

履歴書や職務経歴書を作って、

今日、ここまでやって来た時間とお金を返せよ、という具合です。

その日は、トボトボと帰路につきました。

 

面接や面談に伺う前には、

必ず、求人内容を再確認しましょう。

加えて、

クライアント自身がどれくらいのスペックを持っているのか、見極めましょう。

当たり前ですが、大事なことです。

 

案件を探していると、必ず、無知なクライアントが現れます。

無知なクライアントは、時間を奪います。

無知と付き合ってはいけません。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩