最近、「親ガチャ」という言葉をよく耳にします。
子どもが、現在の自分の境遇を親のせいにする方弁として、
「親ガチャ、当たり」
「親ガチャ、ハズレ」
という使われ方をするようです。
私は、初めて、この「親ガチャ」という言葉を聞いた時、
小学生低学年などの、発育途上にある、まだ幼い子どもが使う言葉の印象を受けました。
しかし、私は、この「親ガチャ当たり」、「親ガチャハズレ」という言葉を、小学生からではなく、40代、50代のおじさんの口から出たことに驚きました。
40代50代のおじさんが「親ガチャ外れた」
フリーランスエンジニアをしていると、様々な人と出会う機会があります。
先日、仲介にご紹介いただいた、IT企業の社員の方々と商談をしている時に、ふとした雑談の中で、私は、この「親ガチャ」という言葉を初めて知りました。
私が、この時、「親ガチャ」という言葉を、小学生低学年的と感じたのは、前述の通りです。
しかし驚いた事に、この「親ガチャ」という言葉を使っていた人は、40代、50代のおじさんでした。
40代、50代のおじさんが、
「親ガチャ、ハズレだから、こんな人生になったんだよな」
「親ガチャ、ハズレたから、毎日、満員電車に乗っています」
って、言っているわけです。
なんというか、力が抜けました。。
40代、50代にもなって、自分の人生を、親のせいにしているわけですから、、閉口です。
40代、50代どころか、この「親ガチャ」という言葉は、20代でも使っていたら恥ずかしいレベルですよね。。
でも、「親ガチャ」に関する記事を読んでみると、
普通に、20代の人が、「親ガチャ」って、普通に使っているみたいなんです。。
うーん、、大人になって「親ガチャ」云々言っている人を見かけたら、私は、恥ずかしくて、顔が真っ赤になってしまいます。
小学生低学年が「親ガチャ」云々を言うのならまだ、その幼さから、寛容な目を向けられますが、いい歳して、よくこんな事、口にできるな、と憐れみを感じます。
そもそも、親ガチャ云々言う人は、何でもかんでも人のせいにする人なのです。
「俺が、ダメなのは、周りがバカばかりなのが原因だ」
うーん、幼い、、幼過ぎますよね。
これ、親の問題ではなく、親ガチャ云々言っているお前自身の問題なんだよ、という事です。
子供だったら、まだ矯正は効きますが、大人になって、親ガチャ云々言っている人は、もう矯正は効きません。
親ガチャではなく子ガチャが正解
そもそも、「ガチャ」の性質を考えると、子どもが親に対して、当たり、ハズレ、と評価するのは、オカシナ構図なのです。
正しくは、
- 親 = ガチャを引く方
- 子ども = ガチャで出てくる方 ( 景品やアイテム )
なのです。
主体は、親なのです。
いわゆる、「子ガチャ」ですね。
つまるところ、親側から見れば、親ガチャ云々言う子どもは、
「こんなガラクタが出てきやがったよ。ハズレだ」
って感じなのでしょうね。
ちなみに、この40代50代にもなって「親ガチャハズレ」って言っていたおじさんとの商談ですが、お断りさせて頂きました。
なんか、危なそうと感じたからです。
危ないところには近づかない、それに越したことはありません。