フリーランスのエンジニアをやってます。
Google口コミは、無くてはならないシステムですね。
私は、飲食だけではなく、小売全般、病院、学校、不動産、取引会社…と、自分と関わる、あらゆる対象について、前もって、必ず、口コミを見ます。
Google口コミの評価は、信用できると実感しています。
この記事では、
- Google口コミが正しい理由
- Google口コミを反映させる方法(おまけ)
について、まとめます。
(Google口コミが正しいのなんて当たり前だ、という方は、「Google口コミを反映させる方法」から読んでいただければと思います)
目次
Google口コミが正しい理由
まず、結論ですが、
前提として、利用者・消費者視点に立った場合、Google口コミ評価は、正しいと言えます。
換言すると、利用者・消費者への利益にこそなりますが、不利益は、もたらされません。
Google口コミの話題になると、さまざまな意見が飛び交います。
懐疑的な意見では、
- 誹謗中傷や悪評を受けた
- 口コミは、本当に信用できるのか?(サクラ問題)
などが代表的な反論でしょう。
でも、これらの反論は、本質からズレています。
誹謗中傷や悪評
これは、店側の意見です。
誹謗中傷が良いとは思いませんが、この口コミは、利用者・消費者には、関係ありません。
(むしろ、こういった口コミは、利用者・消費者に、利益をもたらします。)
口コミは、本当に信用できるのか?(サクラ問題)
サクラを疑う意見も少なくありません。
依頼された業者が、せっせと高評価をつけているのでは?と…
しかし、よく考えてみれば分かりますが、
サクラの口コミがあっても、利用者・消費者に不利益は、ほとんど、ありません。
不利益があるのは、せいぜい、同業他社に、客を奪われる可能性のある店側だけです。
それに、本当に、その店が何らかの問題を抱えているなら、必ず、低評価は付きます。
その低評価を手掛かりに、悪質な店舗を識別できるのです。
つまり、サクラがいてもいなくても、利用者・消費者にとっては、大騒ぎするような問題ではありません。
口コミには、信ぴょう性がある
何の理由や目的もなく、評価が付くことはありません。
高評価が付くのは、何か理由があります。
同様に、何らかの理由があるからこそ、低評価が付くのです。
Googleの口コミが信頼できる理由はいくつかあります。
1.多様なユーザーからのフィードバック: Googleの口コミは、さまざまな人々が投稿しています。これにより、様々な視点や経験が反映され、総合的な評価を得ることができます。
2.リアルタイムの情報: 口コミはリアルタイムで更新されるため、最新の情報を提供します。特にレストランや店舗など、経営やサービスが変化しやすい場所では、これが重要です。
3.アクティブなコミュニティ: Googleの口コミは、アクティブなユーザーコミュニティによって維持されています。ユーザーが積極的に口コミを投稿し、他の人のレビューにフィードバックすることで、情報が継続的に更新され、信頼性が高まります。
4.統計的な傾向の把握: 多数の口コミが集まることで、統計的な傾向やパターンが見えてきます。これにより、一つ一つの口コミの信頼性が高まり、総合的な評価がより信頼できるものになります。
星が4〜5台の高評価の店は、質の高いサービスや商品を提供してくれますが、
星が1〜2の低評価の店は、サービスの質が良くありません。
当たり前のことかもしれませんが、Google口コミは、その店の信用や品質を反映しています。
信用できない口コミは、あくまで例外
それでも、口コミや評価を疑うのならば、それは、単なる例外です。
例外は、あくまで、例外であり、この口コミを、全体のように語るべきではありません。
それは、口コミシステム全体に誤解を与えてしまい、有益な情報が端に追いやられてしまうからです。
店側の意見、それと、例外的な意見は、Google口コミの本質とズレたところで、玉石混交の議論をもたらしています。
【主観】私の評価の基準
私が、口コミを書く理由は、自分が書いた口コミが、他の人に有益な情報を与えるからです。
私は、他の人が書かれた口コミによって、色々、助けられました。
口コミは、社会貢献と思っています。
私は、大概、良い評価をつけます。
ほとんどが、星5で、良いコメントを書いています。
「うーん」と首を傾げるサービスを受けたとしても、せいぜい、星4ですね。
感情的な理由で、低評価はつけません。
私が、星1をつける時は、暴言を浴びせられたとか、ぶん殴られたとか、余程、その店舗に問題のある場合に限ります。
反社会的な行為を受けた場合、その店舗を、星1にしています。
(強いて言うと、私はつけた星1は、大○建託くらいです笑)
星1には、「ここに近づくと危ないぞ!」という警鐘を込めています。
星1〜2前半は、法律無視や倫理違反を犯している可能性がある
低評価=個人的な感情的な理由だけでは無い可能性が高い=反社会性が高まる
高評価=安全
高評価は「安全」で、低評価は「危険」と捉えていただければと考えます。
【体験談】低評価には必ず悪い理由がある
私も、「他人の口コミや評価なんか、気にしないで、自分自身で良いか悪いか判断すべきだ!」と考えていた時期が、ありました。
(書いていて恥ずかしくなりますが、、)
フリーランスエンジニアになったばかりの頃です。
クライアントから、高単価の案件を受注する機会がありました。
条件も良かったので、顔がほころびます。
でも、初めて取引をするクライアントだったので、念の為、口コミを確認しました。
確か、口コミの評価は、2.1
低評価…とは思いましたが、
それよりも、その時は、高単価の案件に心が揺らぎました。
「他人の口コミや評価なんか、気にしないで、自分自身で良いか悪いか判断すべきだ!」
で、結果どうなったかと言うと、
成果物を納品後、音信不通になりました。
報酬は未払いです。
あらためて、口コミに目を通したところ、
案の定、報酬未払いの被害にあった人の声がちらほら散見されました。
最初から、口コミを信じていればこんな被害に遭わなかったのです。
ちなみに、仕事を通じて、以下の傾向が強いように感じております。
- 評価の高い会社と取引をすると、快適に仕事ができる
- 評価の低い会社と取引をすると、何かしらのトラブルが起きる
当たり前のことかもしれませんが、これらを痛感しています。
低評価のトラブルは、自業自得
消費者が、低評価の会社や店舗と関わって、トラブルが起きた場合、それは、自己責任です。
なぜなら、先人が、「そこは危ないよ」と警告をしてくれていたのに、従わなかったわけですから。
Aさん「そっちに行っちゃダメ。床が抜けるよ(=評価)」
Bさん「うるせえなぁ。それはお前の主観だろ。俺は俺の価値観で動くんだよ」
Bさんは、抜けた床から落ちて、○んでしまいました。
なんとも、間抜けな話ですね。
(評価を信用しなかった過去の自分に対してです)
良識的な考えを持っている人ならば、評価を正しく理解して、適切な行動を取れるのではないでしょうか。
消費者は、評価に敏感になった方がよいと思います。
【体験談】 低評価の会社とは取引しない
エンジニアとして働いていて、クライアントを選定する時には、必ず、その会社の評価を確認します。
そして、Googleの口コミ・評価が低い会社とは、取引をしません。
一度、顔合わせ後の選考段階で、ふいに見たGoogle口コミの悪評の多さから、受注をお断りさせていただいたことがあります。
「御社の口コミは悪すぎます。辞退させていただきます」
と正直に申し上げました。
すると、激昂したクライアントに、長い時間、罵詈雑言を浴びせ続けられました。
契約を結んでいないので、お断りをするのは、何ら問題はないはずですが、この豹変したクライアントの態度を見て、
(嗚呼、やっぱり低評価の会社なんだな)
(Google評価は、正しいんだな)
と思った次第です。
口コミを信用しない人とは?
該当するのは、以下の2パターンです。
- 店側の人
- 「口コミを信用しない自分=リテラシーが高い」と思い込んでいる人(左翼的思考)
店側が、口コミをうっとおしいと思っているのは、想像できるでしょう。
ゆえに、店側が、「口コミなんて信用するな!」というのは、当然です。
しかし、消費者側の立場では、口コミはメリットしかないわけです。
それを、最初から疑ってかかるのは、理解できない感覚です。
「口コミを信用しない=新しい切り口の見解を提示=俺、かっこいい」とでも、思っているのでしょうか?
色々と、大丈夫かな?と思ってしまいます。
口コミの廃止は、星1の店を増やすだけ
2024年4月、「Googleが悪評を放置した」と医者がGoogleを集団訴訟した出来事がありました。
もし、口コミが無くなったら、どうなるでしょうか?
利用者・消費者側が、大きな不利益を被るようになると考えます。
口コミは、暴力や反社会的行為、被害の抑止としても機能しています。
口コミなんて、有っても無くても、どっちでもいい、と考える人が大半なのではないでしょうか。
それは、口コミと聞くと、飲食店や小売店を想像するからです。
確かに、飲食店の料理が、美味い、不味い、のレビューなんて、利用者・消費者にとっては、あれば便利だけど、無くても別に困らないですよね。
しかし、取引額の大きい「不動産業者」や生命に関わる「病院」を考えてみると、どうでしょう。
「悪徳不動産に騙されて破産に追い込まれた」
「ペットを動物病院に連れて行ったら、○されてしまった」
口コミは、こういった加害・被害の抑制を促します。
これは、前述の飲食店や小売店も同様です。
口コミの廃止は、前近代的な仕組みに戻ることを表しています。
Google口コミを反映させる方法
Google Mapを開いて、口コミをPOSTとした時、「あれ、口コミが反映されていない」という経験は一度はあるでしょう。
ログイン状態では、自分が書いた口コミを確認できているのに、未ログイン状態では、その口コミが表示されない現象です。
Google口コミを反映させる方法を考察します。
これらは、確実に口コミを反映させる方法ではありません。口コミが反映される確率が上がる程度に捉えていただければと幸甚です。
- 口コミが反映されない場合、そのアカウントでは、以降、口コミを書き込んでも、反映されない可能性が高い => 口コミが反映されない時点で、別アカウントを使うことをオススメします
- 新規作成したばかりのアカウントでは、口コミが反映されない可能性が高い => 以下のやり方で、反映確率を上げる
- アカウントが使用されている痕跡を残す(cookieを残していく) => 新規作成後、いきなり、口コミを書かない。数日は、普通に使用する
- 毎回、シークレットモードのような使用履歴のないまっさらなブラウザを使うと、不審なアクティビティとして検知される可能性がある
- 一つのブラウザで複数のアカウントを使用しない => cookieを検知され、アカウント凍結の可能性がある
- 反映されなかった場合、以下の1〜3を気をつけ、別アカウントの使用を検討する
- 1.IPアドレスを変える
- 2.端末(ユーザーエージェント)を変える
- 3.ブラウザを変える
- 以前、書き込んだ口コミが、いつの間にか、消えている時がある => 自分がログインした状態では、投稿を確認できるので、「一旦、口コミ削除→再度、口コミ投稿」あるいは、「口コミ編集→更新」をすると、再度、反映されるケースが多い
- 星5は、反映されにくい。星1〜4の方が反映されやすい
あくまで、口コミを反映させやすくする方法です。
口コミが反映されないとお困りの方に、参考いただければ幸甚です。
まとめ
「基本が大事」
よく聞く言葉です。
通常は、基本をしっかりと身につけたうえで、応用に入ります。
しかし、現代社会では、基本を蔑ろにして、応用から入ろうとする人が多い印象です。
それは応用ではなくデタラメです。
小学1年生の算数のテストで「1+1は、4にでも5にでもなれる」
なんて答えたら、罰点を食らうのは当然です。
それでも、現代サラリーマンは、平気で上記のようなことを口にします。
「大量の1と2の星が付いた店舗」と「たくさんの4と5の星が付いた店舗」
どちらを選びますか?
店にではなく、消費者に問うています。
難しい問いではないはずです。