副業

フリーランスとアルバイトの掛け持ちは、日雇い派遣の例外条件に注意

daily part time job

フリーランスで、

本業に勤しんでいると、時折、違った仕事をしたいと思う時があります。

 

本業に影響が出ない範囲で、

アルバイトをしようと考えるフリーランスの方は少なくないでしょう。

 

From A や Web an、マイナビバイト、Indeed で、アルバイト求人を探します。

必然的に、時短や土日の単発アルバイトになります。

 

しかし、フリーランスが、単発のアルバイトをやるには、条件がいるのです。

 

日雇い派遣の例外事由

1. 60歳以上の方

2. 雇用保険の適用を受けない学生(いわゆる「昼間学生」)

3. 生業収入が500万円以上且つ副業として日雇い派遣に従事する方

4. 世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方

 

上記は、いわゆる、単発アルバイトをすることができる、条件です。

これらのいずれかに該当すれば、単発アルバイトを行うことが可能です。

これら、全てに該当する必要はありません。

 

この「日雇い派遣の例外事由」は、

派遣登録や派遣会社から求人の紹介があった時などに、

確認されます。

 

1. 60歳以上の方

 

年齢制限です。

60歳以上ならば、誰でも、単発バイトを行うことが可能です。

無論、59歳以下では、この条件を満たせません。

 

2. 雇用保険の適用を受けない学生(いわゆる「昼間学生」)

 

学生は、単発バイトを行うことができます。

これは、社会人が、大学に入学した場合も、当てはまります。

ただ、雇用保険の適用を受ける場合は、

学生であっても、この条件に合致はしません。

 

3. 生業収入が500万円以上且つ副業として日雇い派遣に従事する方

4. 世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方

 

働き盛りのフリーランスが、単発アルバイトを検討する場合、

主に、この3と4の条件を満たすことが、必要になる考えております。

 

本業の収入が、500万以上で、副業として、単発アルバイトをやりたい!と思っている

というのが、3の条件です。

 

フリーランスで、単発アルバイトをやりたい方は、

まず、この3の条件、

「生業収入が500万円以上且つ副業として日雇い派遣に従事する方」

を満たすことを目指しましょう。

 

単発アルバイトをやるのに、年収制限があります。

恐らく、本業収入の低い人に、単発アルバイトの従事を許容すると、

稼げずに、底辺化のスパイラルに陥るという事態を危惧した末の制限なのだろう、

と推測します。

 

単発アルバイトをやりたいと思っているフリーランスは、

まず、年収500万を目指しましょう。

 

4の「世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方」というのは、

主婦(主夫)を対象としているようですね。

 

ちなみに、

業務委託契約の場合、

「日雇い派遣の例外事由」という条件は、関係ありません。

条件に関係なく、誰でも、稼働可能です。

 

なので、

あれ?単発アルバイトやったけど、

派遣登録の時に、「日雇い派遣の例外事由」なんて、聞かれなかったよ。

 

というのは、それは、アルバイトではなくて、業務委託契約だからです。

求人だと、雇用形態が、分かりづらかったりするんですよね。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩