個人情報の取り扱いは、大事です。
派遣社員やフリーランスエンジニアは、仲介企業に、個人情報を提出します。
個人情報の管理がしっかりと出来る、企業なのか。
しっかりと見極める必要があります。
個人情報に関するトラブルと対処法について、書きたいと思います。
知らない企業から知らないスキルシートが届く(体験談)
私は、フリーランスエンジニアをやっています。
主に、仕事を受託して、リモートで対応をしております。
受託専門で、現状、仕事の発注はしておりません。
なのに、
知らない会社から、身に覚えのない人材紹介メールが届きました。
普通のフリーランス様
お世話になっております。
株式会社XXXでございます。
この度、人材をご紹介させていただきます。
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【氏名】xx
【年齢】xx
【最寄り】xx
【所属】弊社個人事業主
【稼動開始日】12月1日
【稼働率】週5
【希望単金】100万円
【得意言語】Python/JavaScript/MySQL
【希望案件】上流工程に関わりたい
小規模案件よりも大規模で長期的な案件
【常駐の可否】 可
【その他特筆事項】
・システムエンジニアとしての実務経験10年
・システム開発におけるコンサルティングが得意
・マネジメント経験
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上記見合う案件がございましたらご紹介いただけますと幸甚です。
引き続き、何卒、宜しくお願い致します。
そして、このエンジニアのスキルシートが添付されていました。
どこかで私の個人情報を手に入れた?
私は、このメールを送ってきた会社のことを知りません。
この会社に問い合わせをした事も、確実に、ありません。
知らない会社から、人材紹介メールが送られてきたわけです。
メールには、はっきりと私の名前が記載されていました。
つまりは、一斉送信メールではなく、私に対して、送ってきています。
考えられるのは、
以前登録した派遣会社やSES企業が、
私の個人情報を、この知らない会社に、渡したという事です。
私の知らないところで、
私の個人情報が、本人の承諾なく知らない会社に渡され、
その知らない会社から、私のもとに、突然、連絡がくるということは、
気分の良いものではありません。
このメールは一体
要するに、
こういった人材(エンジニア)が、いるんだけど、
なんか、仕事(案件)ありませんか、
というSES企業の売り込みメールです。
商流上位のSES企業などに、
このような人材紹介メールを送って、
案件の紹介をしてもらい、
人材(エンジニア)のマッチングが達成されるわけです。
もちろん、2次請け、3次請け…と、商流は深くなっていきます。
人材(エンジニア)の知らないところで、
このような事が行われているという事ですね。
派遣会社やSES企業は、1次請けにしましょう
個人情報漏洩を避ける為に、
派遣会社やSES企業を選ぶ時は、1次請けの案件を持っている会社を選びましょう。
商流の深いSES企業を選ぶと、
SES企業の間で、人材(エンジニア)のスキルシートが、出回る事態になります。
私は、これまで、かなり多くのSES企業に登録してきました。
それには、商流が深い企業も含まれています。
恐らく、
SES企業の間で、個人情報が出回ったその際に、
私の個人情報が漏れたのだろうと推測します。
いくら、
登録先のSES企業の方が信頼できても、
SES企業の間で、人材(エンジニア)のスキルシートが、出回ってしまうならば、
信頼できない人が介在していないとは言い切れません。
私は、SES企業との初回面談の時に、
スキルシートを先方に開示する時は、私に確認をしてくださいと伝えています。
自分の個人情報を相手に渡す時は、細心の注意を払いましょう。