受注者として、クラウドソーシングを使っていると、
稀に、フリーランスを見下すようなクライアントに出会います。
先日、クラウドソーシングで、或る開発案件にエントリしました。
血眼になって案件を求めているという意気込みではなく、
たまたま、スキルマッチした、軽微な修正案件が目に留まったので、エントリした次第です。
時が経ち、エントリしたことを忘れていました。
なぜなら、この案件のクライアントから返信があったのが、
私がエントリしてから１ヶ月後だったからです。
クライアントの初回メッセージに、罵詈雑言が書かれていた
クライアントからメッセージを受信した時、
誰だ？
という感じでした。
リンクから案件内容に辿り着くと、
「ああ…エントリしたかも…」
という具合です。
まず、１ヶ月経ってからようやく、
返信が来た時点で、あまり、心証は良くありません。
加えて、良からぬことがありそうな予感すらします。
クライアントのメッセージには、
この案件を発注した経緯が書かれていました。
・私たち会社は本当に運が悪いです。馬鹿なフリーランスばかりに当たってしまいます。
・馬鹿なフリーランスは、連絡をしてもすぐに返信してくれません。
・馬鹿なフリーランスは、こう作って欲しいと依頼しても依頼通りにやってくれません。
・馬鹿なフリーランスは、途中で、依頼を放り出します。
・あなたが、このような無責任な人でないならば、ご連絡ください。
内容は、ざっとこんな感じでした。
このクライアントから、
１ヶ月後にようやく返信がきて、
開くと、フリーランスに対する罵詈雑言の嵐です。
当然ですが、
私は、この方と初めてやり取りをしています。
相見積もりの結末
これは推測ですが、
案件掲載後、すぐに発注先を決めたのでしょう。
しかし、その発注先とうまくいかず、
１ヶ月後になって、誰か他に適当な受注者はいないか、と再度、探し始めたのでしょう。
それで、私のところに連絡がきたのだと思います。
質の低いフリーランスに当たったことは、
確かに、かわいそうですが、
いきなり、このような罵詈雑言メールを、
顔すら見たことのない人に、送りつけてくるくらいですから、
この発注者の方の人格を疑ってしまいます。
それに、
「あなたが、このような無責任な人でないならば、ご連絡ください」
という文面。
これ、完全に、上から目線です。
このようなメールを送りつけてくる方なので、
果たして、全て発注先に問題があったのか。
それすら疑ってしまいます。
受注者側から辞退しましょう
私は、メッセージを返信しました。
本件応募させていただいてから、大分期間が空いており、
大変失礼な言い方で申し訳ございませんが、
御社は、メール等でのやり取りに少し難があると感じております。
他の御方にご依頼された方が良いと考えております。
私は、応募してから、大分時間が経ってから連絡を返してくる人の案件は受けません。
絶対に、ロクでもない背景があって、私のようなフリーランスに、連絡をしてきていると透けて見えるからです。
だって、
「いい案件が発生した。そうだ、○○さんに連絡しよう」
とはならないでしょう。
クラウドソーシングを介したメッセージのやり取りが雑なクライアントは、少なくありません。
そこから、トラブルの影が透けてみえるのです。
