フリーランス

フリーランスが稼げないという本当のワケ【4選】

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昨今、フリーランスは稼げないという話を耳にします。

 

結論を言えば、

自分のスキルに適した案件を受けて、適切に仕事を進めれば、必ず、稼げます。

これは、当たり前の事です。

 

しかし、いざ、フリーランスとして稼働してみると、全然稼げなかったりします。

 

筆者は、フリーランスを3年ほど、経験して、稼げない原因が分かってきました。

 

稼げない原因は、次の4つに該当します。

 

  1. 単価が異様に低い案件
  2. 悪質なクライアント
  3. 能力の低いクライアント
  4. 仕事と関係の無い仕事をやる羽目になる

 

これらのいずれかに当てはまるか、

あるいは、これらの複数に当てはまる場合、

単価は、徐々に下がっていきます。

 

一つひとつ、見ていきましょう。

 

 

. 単価が異様に低い案件

クラウドワークスやランサーズを開くと、

極端に単価が低い案件が、多く掲載されています。

 

単価が低い案件は、いくら作業をこなしても、一向に、大して収益は向上していきません。

 

これらの案件は、請けてはいけません。

これらの案件を請けなければいけない状況ならば、

まず、自身のスキルを高めるべきです。

 

現状、低単価案件を請ける人は、往々にして、スキルが低い人です。

多くの低単価案件に、スキルの低い人達が群がっているのが、

クラウドソーシングサービスの実情です。

 

クラウドソーシングを卒業し、

もっと高単価案件を請けるようにしましょう。

 

. 悪質なクライアント

クラウドソーシングサービスを使っていると、時折、出くわします。

 

低単価、あるいは、タダで作業をさせようとしてくるクライアントはいます。

また、作業を完結させても、

連絡が付かなくなったり、テキトーな理由を並べ立てて、

報酬の支払いを逃れようとする行動を取ります。

 

契約締結の際、フリーランス側に、極端に不利な条件で、契約を結ばせようとしてきます。

 

中には、犯罪紛いに巻き込まれることも、ざらです。

 

悪質クライアントに当たってしまったら、

奴隷のような稼働状況になってしまいます。

 

当然、収益も見込めません。

むしろ、金を取られる可能性すらありますから、最悪です。

 

当然、収益も見込めません。

むしろ、金を取られる可能性すらありますから、最悪です。

 

. 能力の低いクライアント

開発案件を発注するのに、

ITリテラシーが低いクライアントはいますが、

「能力の低い」とは、そのようなことではありません。

 

義務教育で学ぶような基礎的な知識、

社会生活を送る上での基礎的な事、

が欠落している人が、たまに、います。

 

普通の知識を兼ね備えている同士ならば、

コミュニケーションは、良好です。

 

クライアントが能力が低いとなると、

その都度、相手に、教える仕事が発生します。

 

加えて、

成果物を作成するのは、

受注者であるフリーランスの役目ですが、

検収をするのは、クライアントの役割です。

 

検収をする能力がなければ、報酬が支払われません。

 

私が、能力の低いクライアントと付き合うべきでは無い、と考える一番の理由は、

能力の低いクライアントと仕事をすると、こちらの能力も下がっていく感覚を覚えるからです。

 

収益も、自身の能力も下がっていきます。

能力の低い人には、関わるべきでは無いと思います。

https://futsuuno.com/2019/10/23/crowdworks-theft-and-scam

. 仕事と関係の無い仕事をやる羽目になる

当然ですが、

仕事でない仕事を、延々としても、収益は入ってきません。

 

しかし、フリーランスをしていると、

この仕事と関係ない仕事をやる機会が、意外と多いのです。

 

例えば、

悪質クライアントに当たって、

一向に、報酬を支払ってもらえない状況になったとします。

 

この場合、

クライアントに対して、

支払ってくれるように働きかけなければなりません。

 

メールを送って、電話をして。

場合によっては、内容証明郵便や少額訴訟も必要です。

 

その合間に、

中小企業庁や公正取引委員会に報告をしたり、

弁護士に相談したりするかもしれません。

 

これまで、かなり多くの時間が取られます。

当然、一円も発生しません。

 

報酬不払いに限ったことではありませんが、

フリーランスには、トラブルは付き物です。

 

トラブルが発生したら、

何かしら対応を取らなければなりません。

その多くの時間を費やす対応は、無報酬です。

 

これらの想定外の事態の対応をするにつれて、

だんだんと、収益が減っていくのです。

 

おわりに

最後に、まとめです。

 

  1. 単価が異様に低い案件
  2. 悪質なクライアント
  3. 能力の低いクライアント
  4. 仕事と関係の無い仕事をやる羽目になる

 

上記の事態に巻き込まれたら、収益は減少していきます。

 

これまで述べてきたように、

どれかひとつに巻き込まれてしまうと、

関連するように他の問題が派生するという事態になっていきます。

 

能力の低い悪質クライアントと、

詐欺的な契約を結び、中小企業庁に駆け込むというような事態です。

これでは、かなり多くの時間を費やしても、収益は期待できません。

 

以上、

フリーランスは、稼ぐことができない、

というロジックを説明してきました。

 

繰り返しますが、

フリーランスは、普通に仕事をすることができれば、

十分稼ぐことは可能です。

 

その為には、トラブルを回避するスキルが必要になるのです。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩