以前、エンジニア採用の立場から、プログラミングスクールの卒業者が、就職困難である事情を書きました。
https://futsuuno.com/programming-school-shushoku-fusaiyo
私は、
プログラミングスクールに、高いお金と貴重な時間を費やして通うくらいなら、就職してしまった方が、圧倒的に良い!
と考えています。
「いやいや、エンジニアになりたいんだけど、プログラミング経験がなくて、就職できないから、プログラミングスクールに通っているんだよ!」
と反論されそうですが、
これは、誤っています。
プログラミング経験がなくても、システム関係の知識がなくても、エンジニア系の職種で、就職はできます。
プログラミングスクールよりもエンジニア職で就職した方が良い理由
プログラミングスクールに通っていたという学歴よりも、就職して得た職歴の方が、当然ですが、評価されます。
加えて、
プログラミングスクールで勉強するよりも、システム開発の実務に就いた方が、圧倒的に、技術やスキルが身に付きます。
プログラミングスクールで勉強して身につけた内容は、現場や実務では、全く役に立ちません。
採用企業は、プログラミングスクールや独学でプログラミングを経験した、という程度の人を、未経験とみなします。
そして、採用企業は、プロフェッショナルであるシステム開発の経験者を除いて、中途半端にプログラミングを経験した人よりも、完全な未経験者の方に魅力を感じます。
現場でバリバリ働くエンジニアも、プログラミングスクール卒業生よりも、完全な未経験者の方を好みます。
プログラミングスクールとは、このような実務で使い物にならない人を生産し続けているに過ぎず、結局、プログラミングスクール卒業という肩書は、採用時点で、マイナスに働く可能性があるのです。
新人研修では、プログラミングスクールのカリキュラムをお金を貰って受けられる
プログラム未経験者であっても、エンジニア職に就職できることは分かりました。
「そうは言っても、未経験だと、入社後、仕事ができなくて使い物にならなくて、最悪の場合、解雇になる恐れもあるのではないかな?」
いえ、大丈夫です。
大概の企業は、新人研修が用意されています。
プログラミング未経験であっても、研修で、プログラミングを身につけることができます。
プログラミングスクールで学ぶ内容は、企業の新人研修の内容と大差ありません。
就職をすれば、給料がもらいながら勉強ができますが、
プログラミングスクールでは、高額なお金を払いながら勉強をすることになります。
もう一度言いますが、勉強内容は同じです。
しかし、新人研修にしても、プログラミングスクールのカリキュラムにしても、実務では全く役に立ちません。
但し、就職をした場合、新人研修の後に、現場で実務の経験を積むことができます。
研修よりもこちらの方が重要です。
研修で学んだことが全く役に立たないと実感しますが、大概、チームの上司や先輩エンジニアの判断で、新人で出来そうなタスクを割り当ててくれるので、仕事を通じて、システム開発を学んでいくことができます。
一方で、プログラミングスクールに通学した場合は、どうでしょうか。
プログラミングスクールに通っても、スキルも身につきませんし、評価もされません。
座学と現場のシステム開発は、全然違うのです。
結局、卒業して就職をしても、前述と同様に、新人研修を受けて、現場のOJT・・という過程を経るはずです。
そう考えると、プログラミングスクールに通う事の意味が無いのです。
お金の無駄。
時間の無駄。
評価もマイナスに働く。
スキルも身につかない。
良い事は、一つも無いですね。。
プログラミングスクールとは、情弱をターゲットとしたビジネスに過ぎないのです。
SESは嫌! 優良・有名企業に就職したい
「どうせ、未経験の就職は、誰も知らないような零細企業やブラック企業くらいしかないでしょ」
「プログラミングスクールで、プログラミングのスキルを身につけてから、もっと有名な企業に入りたいのです!」
という意見もあるでしょう。
プログラミングスクールで学んでも、入社したい企業に入る希望は、恐らく、叶いません。
それよりも、
未経験で適当な企業にエンジニア職で就職して、手っ取り早く経験を積んでから、希望している企業に転職をする
こちらの方が、よっぽど現実的で、恐らく、その希望は叶うでしょう。
プログラミングスクールに通うよりも就職した方が、実務を通じて、スキルが身に付けられるし、周りの評価も高くなる