フリーランスのエンジニアとして働く際、リモートで働きたいと思う人は少なくないと思います。
グーグルの検索エンジンで、「フリーランス」「案件」と打つと、サブキーワードの上位に、「在宅」や「リモート」と出てきます。それくらい、案件を探している多くの方々は、リモート案件を求めていることが窺えます。
最近、リモート案件を主に扱う、案件紹介サイトは増えてきてはいますが、
まだまだ、リモート案件は、多くはありません。
要するに、リモート案件を求める人の数に比べて、マッチングする案件の数が少ない状況が発生しています。
たまに、目にするリモート可の案件に、応募者が殺到します。
単価が高いなどの条件が良ければ尚更でしょう。
釣り求人に記載されている、リモート案件は存在しているのか?
そのリモート案件に応募して、仲介会社と面談という運びになります。
念願のリモート可の優良案件の獲得に向けて、気合いが入りますね。
時間を割いて、交通費をかけて、面談場所に向かいます。
移動の合間は、リモート案件のことで頭が一杯です。
面談開始。
仲介営業が現れて、よくよく話を聞いてみると、
リモート案件と謳っているが…
実は、
- 常駐メインで週1程度のリモート
- 完全常駐案件(認められればリモートもあるかも)
という類の話がされます。
これって、リモート案件ではないですよね。。
圧倒的に多いです。
なかには、リモート案件に特化した仲介会社(案件紹介サイト)と謳っていても、実態は、常駐案件を紹介してくる仲介会社が往々にしてあります。
ならば、掲載案件にその旨、書いておけよ、と思いたくなります。
応募したリモート案件を考えながら、面談に臨み、面談で、実は、常駐でしたという話を聞かされるたびに、ガッカリします。
こちらは、時間とお金をかけて、面談場所までやって来ていますから。
派遣会社の釣り求人に引っかかって、無駄な面談をしない為に
では、リモート案件が実は常駐案件だったということが面談で発覚した場合、応募者は、どのような行動を取るのでしょうか。
応募者は、
・常駐メインで週1程度のリモート
・完全常駐案件(認められればリモートもあるかも)
で妥協する場合もあると考えています。
繰り返しますが、時間とお金をかけて、面談場所までやって来ています。
リモート案件を、求める人の多さに比べて、マッチングする案件が少ない状況が発生しています。
一方で、常駐案件は腐るほどあります。
仲介会社側からすれば、リモート案件を掲載すると、多くのエンジニアを集めることができます。
集めたエンジニアに対して、常駐案件を紹介していけば、最初はリモート案件を希望していた者でも、諦念に取り憑かれたように了承してしまうこともあるでしょう。
ちなみに、私は、当初聞いていた話と違うという理由で、はっきりと断ります。
それでも、お金も時間も無駄にしているんですよね。
酷いところでは、応募したリモート案件そっちのけで、堂々と、常駐案件のみを紹介してくる仲介も、ありました。
また、応募したのはフルリモート案件なのに、「フルリモートではあるが、週5の完全常駐案件対応が必須である」という訳の分からないものもありましたね。。
閉口ですよ。
まず、面談を設定する前に、応募したリモート案件が、ちゃんと存在しているのか、を確認することが要諦です。
- まだ、募集しているのか(人員が充足していないか)
- 自分のスキルにマッチする案件か
- フルリモート案件か
この辺の確認はした方がいいです。
これらの質問にきちんと回答してくれる仲介だったら、安心して面談に進んで大丈夫だと思います。
これらの質問に対して、曖昧な回答をするようでしたら、警戒した方がいいですね。
リモート案件です。
リモートに特化した仲介です。
リモート案件しか紹介しません。
あなたが言っているリモートは、私が考えているリモートと合致していますか。
こんな曖昧な書き方はやめてもらいたいですよね。