コワーキングスペース

サウナでトナラー注意の張り紙を見た

sauna tonarer

先日、サウナに行った時、

サウナでトナラー注意の張り紙を見かけ、目が釘付けになりました。

 

サウナに現れるトナラー

「サウナ室で、隣の人に過度に密着する人がいます。お気をつけください」

「隣の人に、過度に、接近をする行為は、絶対にしないでください」

 

アウフグース(ローリュ)が開催される時間になると、

サウナ室内は、人でいっぱいになります。

当然、隣の人の距離も密になります。

けど、恐らく、上記の張り紙はそのことを言っているようには感じませんでした。

 

わざわざ、張り紙を出して、

アウフグース(ローリュ)時の過密に関して、

注意を喚起することはないでしょう。

満員電車の状態で、

密着しないでくださいという警告がされたら滑稽な話ですから。

注意喚起をするくらいです。そこには理由があるはずです。

 

おそらく、サウナ室内が、ガラガラであるにも関わらず、

あえて、隣の人と密着しようとする人がいる、

ということでしょう。

 

その方がしっくりきます。

何を持って、隣の人に接近しようとするかは分かりませんが、

この手の人は、サウナに限らず、都市の中に、多数存在します。

 

コワーキングスペースとトナラー

前回、下記のトナラー記事を書きました。

https://futsuuno.com/2019/09/28/tonarer

 

私は、頻繁にトナラー被害に遭うので、

また、書いておこうと思います。

 

先日、コワーキングスペースを使っていた時です。

フロア内は、ガラガラ。私一人でした。

広い大きなテーブルの一席について、PCを開いて作業を始めました。

 

ほどなくして、ガラガラなフロアに誰かが入ってきました。

若い男性でした。

そして、なんか嫌な予感がしたのですが、

その男性、あろうことか、私が着いているテーブル席に着きました。結果、私と向かい合う形になりました。

誰もないフロア、見知らぬ男性と私が向かい合います。

 

何かの間違いだと思い、思わず周りを確認しました。

もちろん、誰もいません。

そして、あたりは広々とした空席がたくさんあります。

 

なのに、この男性。

あえて、私と同じ席に、向かい合う形で着きました。

 

広いスペースが、いきなり狭くなった感じです。

しかもその男性、PCやその他備品などをテーブルに広げ始めました。

テーブルの下で、足を伸ばし、それが私の足に当たる始末です。

 

なぜだか、退いたら負けかな、という感情も出てきました。

なので、そのまま作業を続けましたが、

過密状態であるにも関わらず、

涼しい顔をしている眼前の男性と異なり、

私は、どうにも、違和感や不愉快に耐えられませんでした。

 

結果、荷物をまとめて、コワーキングスペースを後にしました。

どうにも、腑に落ちない出来事でした。

 

その移動中に、サウナの張り紙を思い出しました。

都市生活においては、

あらゆるところに、距離感がバカになった人がいるようです。

 

都市で生活をしていると、

トナラーには、いつでも会うことができます。

 

コワーキングスペース、喫茶店、電車・バス、サウナ

都市が作り出したトナラーという存在

 

その度に、

嗚呼、また同じ人が現れたか

と、その場に存在してしまった自分に後悔するのです。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩