クラウドソーシングの評価は、
信頼できる受発注者の、一つの目安になっています。
この評価自体が、
信用できるのか疑わしく思える出来事に直面しました。
案件関係なしに報復評価を受けた
先日、ランサーズで、システム開発案件を受注しました。
3ヶ月くらいの短期案件です。
ランサーズ経由で、契約を結んで、作業を行いました。
クライアントは、都内の方だったので、
対面打ち合わせやSlackでコミュニケーションを取りました。
特に、コミュニケーションや業務内容、進捗に問題はなく、
作業を進めていくことはできました。
クライアントも、特に問題ないと判断されていたと思います。
或る日、
クライアントが、
「今月末で、ランサーズ経由での契約は終了してほしい」
と言ってきました。
当初、3ヶ月と聞いていたので、訝りましたが、
クライアントが喜ぶほど、
作業が非常に順調に進んでいたので、
契約期間が短くなったのかもしれないと思っていました。
月末で、キリのいいところで、作業を止めて、
ランサーズ経由で、作業内容を、申請。
クライアントに承認頂きました。
すぐに、クライアントに評価をつけてください、
というシステムメールが届いたので、
私は、クライアントに、星5つをつけました。
ここまでは、何の問題もありません。
問題はここからです。
クライアントは、
「あなたは信頼のおける方だ。
ランサーズを通さず、
直接契約、あるいは、契約を結ばずに作業をしてくれないか」
と言ってきました。
規約違反になってしまうので、私は、その誘いを断りました。
引き続き、ランサーズを通した契約を希望しました。
しかし、
クライアントは、一切引かず、
直接契約、あるいは、契約を結ばない作業を、
迫ってきます。
私は、一気に、胡散臭い感じを受けたので、
やはり、ランサーズを通すべきだと主張しました。
すると、
クライアントから、
星1つの評価をつけられました。
唖然。
いわゆる、報復評価です。
規約違反である、直接契約を断ったことが、低評価の理由ということ
腹立たしい限りです。
サポートセンターに問い合わせると、
他の人がつけた評価を、勝手に削除はできないとのこと。
確かに理にかなった言い分かもしれません。
だけど、なんか、モヤモヤします。
ルールに従う人がバカを見るような形になってしまっていますから。
評価システムは、まともな人が前提
この案件、
ランサーズ上で、
私が、業務内容を申請し、
クライアントが、それを了承したところまでは、
全く問題がありませんでした。
むしろ、
クライアントは、
想定していた進捗よりも良かった為、
非常に喜んでいました。
今回の案件に対する評価なのだから、
この時点で、評価をするべきであると思います。
案件が終わった後で、
クライアントから規約違反を持ちかけられて、
私がそれを断った事が理由で、
クライアントが低評価をつけてくるのなら、
納得いくはずがありません。
一体、何に対する評価なんだ?と訝ります。
これでは、
案件に対して、
非常に優秀な働きをしたとしても、
「なんか、こいつ腹立つな」
で、低評価にされては、
真面目に対応をしているフリーランスが報われません。
しかも、現状ではそれがまかり通っています。
恐らく、
評価システムとは、
まともな人間が利用するという前提で、
作られています。
大半が、まともな人であると考えると、
大半の評価は信頼できるのでしょう。
でも不誠実な人間が利用すると、
正当な評価システムが機能不全に陥ります。
犯罪を持ちかけられて、それを断った人が、不利益を被る。
法律を管轄するプラットホームにサポート求めると、どうにもならない。
これでは、
悪いことをした方が得をする、
というモラルハザードに陥るのは自然の流れです。
(まあ、やりませんが、、)
クラウドソーシングって、疲弊するよなあ。。