クラウドソーシング

クラウドワークスと鬱病

crowdworks utsu

フリーランスで、リモートワークで仕事をしていると、孤独になりがちです。

私は、なるべく、人との繋がりを意識しながら過ごしています。

すると、同じような境遇のフリーランスの方々と繋がりを持つ機会も少なからずあります。

 

そのなかには、フリーランスを離脱してしまう方も、いらっしゃいます。

折角希望を抱いてフリーランスになっても、早々とフリーランスを辞めてしまう。

フリーランスを辞める理由は、そういった方々に共通しています。

 

クラウドワークスやランサーズを利用して、そのサイト上で、詐欺やトラブルに遭い、心身的に疲弊して、フリーランスを辞めるという決断をされる方が、少なくありませんでした。

 

フリーランス新参者とクラウドソーシング

フリーランスや副業志望者にとって、クラウドソーシングやランサーズは、案件探しの入り口として機能しています。

クラウドソーシングやランサーズで、発生する詐欺やトラブルを回避する事は非常に困難です。

crowdworks theft and scam
クラウドワークスで詐欺に遭った話これは、クラウドワークスの規約に従って、事を進めたのに、 最終的に、詐欺に遭ったという話です。 ※クラウドワークスを通さずに...

 

いずれも、当人同士での解決を求められるので、フリーランスや副業初心者が自力で解決するのは、より困難極まります。

昨今のフリーランスや副業ブームも手伝い、フリーランスや副業の人口が増えました。

それらの新参者がフリーランスや副業を辞めてしまう事情は、クラウドワークス等で、詐欺やトラブルに遭ったことに依るところが、あるのです。

 

私がフリーランス時代に出会った新参者達は、ほとんど、これが原因で辞めてしまっています。

 

フリーランスや副業を辞める理由は、クラウドソーシング

被雇用者である会社員は、法律によって、ある程度、給料や雇用の保持が、保証されています。

もちろん、フリーランスなどの業務委託案件は、会社員とは違い、黙っていても、報酬が入ってくるというものではありません。

それを承知しつつも、クラウドワークス等で、犯罪まがいの事象に巻き込まれては、誰しも、精神状態が不安定になるはずです。

・成果物を納品しても、検収拒否。成果物が窃盗され、報酬無し

・無報酬でタダ働きをさせられる

クラウドソーシングを、長年、使っていると、誰もが、経験した事のあるでしょう。

 

例えば、クラウドワークス経由で受注した案件で、数ヶ月間稼働した挙句、クライアントが報酬を支払わないなんて事もザラにあります。

その場合、数ヶ月時間を費やしても、1円も収入が入ってきません。

それなら、普通にバイトをやった方がいいくらいです。

 

今まで、会社員やアルバイトを経験してきた方ならば、仕事には信頼関係が通底にあると理解しています。

しかし、クラウドワークスの悪質クライアントは、信頼など関係なしに、*成果物の持ち逃げや*報酬の未払いをやってきます。

 

受注者が、仕事をきちんとしたのにも関わらず、一方的に、クライアントが、報酬を支払わない。

そのような状況でもあるにも関わらず、クラウドワークスのプラットフォーム上、クライアントが、報酬を支払わなくても良いという仕様になっているのですから、弱者であるフリーランスや副業の新参者は、耐えられません。

 

加えて、こういった詐欺やトラブルに関して、クラウドワークス等は、介入してくれません。

受注者と発注者の二者で、解決をしてくれと突き放されます。

クラウドワークス等を利用し、こうした詐欺やトラブルに遭い、最終的に、鬱病になって、フリーランスや副業を辞めてしまうという方が、少なく無いのです。

私は、そういった被害者を何人か見てきました。

 

クラウドソーシングは使わない方が賢い

フリーランスや副業の新参者は、特定のクライアントを持っていないと、どうしても、クラウドワークスやランサーズといった、クラウドソーシングを利用しがちです。

しかし結論を言うと、こうした詐欺やトラブルを避ける事が不可能な現状を踏まえると、フリーランスや副業の新参者は、クラウドソーシングは利用しない方が賢明でしょう。

https://futsuuno.com/crowdsourcing-bring-dangerous-society

 

クラウドワークスを常用している方で、詐欺やトラブルに遭った事の無い人は、いないのでは無いでしょうか。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩