フリーランスのエンジニアをやってます。
コロナ禍も手伝って、すっかり、外食をしない生活に落ち着きました。
足が遠退いた飲食店のひとつに、ココイチがあります。
気づくと、ココイチのカレーは、あまり食べたいと思わなくなっていました。
ココイチのカレーって、食べた後、必ず、後悔するんですよね。
高カロリーを摂取した罪悪感からでしょうか?
いいえ、違います。
この食後の後悔の念は、ココイチだけで、よぎるからです。
他の、牛丼やラーメン、さらにいうと、ココイチと同じカレーのチェーン店でさえも、食後に後悔はしません。むしろ、食後は、満足感があります。
ふと、このココイチを食べた後の後悔って、どこから生まれるのか考えてみました。
ココイチを食べた後、残念な気分になる理由
ココイチのカレーは、個性を強調せず、毎日食べても飽きのこない味を追求したと聞きます。
確かに、店舗前を通りがかったら、食べたくなる時があります。
でも、食べると、必ず、後悔してしまいます。
なぜ?
私は、この後悔の原因は、コスパによるものだと考えます。
ご存知の通り、ココイチは、頻繁に値上げがされています。
ココイチの味やサービスが、価格と釣り合っていないからです。
ゆえに、食べた後、なんか、消化不良で、モヤモヤが残ります。
ちなみに、これは、懐事情とは、無関係だと思います。
薄給のアルバイトの人も、高年収の経営者も、同様に、ココイチの食後、モヤモヤの感情を抱くでしょう。
それは、他の飲食店と比較して相対的に、ココイチのカレーの価格が高いからです。
「数多ある飲食店の中で、選択肢を間違えた」
「限られた食事回数の中の貴重な1回を無駄に使ってしまった」
要は、我々は、コスパ舌になっているのですね。
いくら、毎日食べても飽きのこない味だとしても、その料金が、閾値を超えると、味云々ではなく、身体が拒絶反応を示すようになるのです。
結局、食べた後に、不愉快になるのなら、そもそも、食べようとは思わないですからね。