オフィス街

新手の痴漢?を見た【満員電車】

aratenochikan

以前、都内で電車に乗っている時、奇妙な痴漢的な行為を視認した事があります。

折角なので、挙動の詳細について書いておこうと思います。

 

 

1. どのような状況か?

電車内、私が座るロングシートの面と向かい側に、男女は座っていました。

男性は、50代くらい。

女性は、20後半から30代くらいに見えました。

もちろん、男女とも、普通に乗っていました。

 

直前まで満員電車でしたが、途中のターミナル駅で、ほぼ乗客が降りてしまい、あっという間に、車内はガラガラになりました。

比較的空いた電車内は、目の前に立っている乗客もおらず、姿や顔がはっきり見える状況でした。

ちなみに、私の横、男女の横には、誰も乗客はいませんでした。

 

2. どんな動きをしたのか?

電車が走っていて、

「この先、揺れますので、お気をつけください」

という、車内アナウンスが聞こえた時です。

 

その瞬間、確かに、通常以上の揺れを感じましたが、座席に座っていたので、身体が大きくそれるような揺れはありませんでした。

目の前にいる男女が、ちらりと視界入りました。

 

すると、男性が揺れに合わせて上半身を揺らしたかと思ったらその反動で隣の女性に対して、肘を突き出して、エルボーを食らわすような格好になりました。

 

電車の振動で男性の身体が揺れて女性にエルボーを食らわすまでの一部始終を、確かに、視認しましたが、この男性が、女性に食らわしたエルボーは、故意なのか偶然なのか、判断が非常に難しく感じました。

 

3. 知らない人との関係性の確立

女性は、二の腕を抑えて、痛みと不愉快に耐えるようなしかめっ面をしました。

女性は、隣の男性を、ちらりと睨みつけます。

 

次の瞬間、エルボーを当てた男性が、女性に謝罪をしました。

ここまでなら、何ら問題はありません。

問題はここからです。

 

男性は、女性に、執拗に謝罪を繰り返しました。

しかめっ面の女性は、だんだんと、困惑の表情に変わっていきました。

 

男性の謝罪は、次第にエスカレートしていき、

・怪我が心配だから電話番号や住所を教えて欲しい

・大丈夫と、腕を軽く触る

などの行為をし始めました。

要は、この男性、怪我をキッカケにして、女性を口説くような振る舞いをし始めたのです。

 

女性は、途中から無視をするようになりました。

だけど、男性は、止めません。

ひたすら、女性に謝罪と口説きを繰り返します。

 

最終的に、私が降りる駅の前に、女性は、電車を降りてしまいましたが、後を追うように、この男性が、ついていきました。

 

4. まとめ

 

要点整理

電車内の座席に座っていたおじさんが、電車の揺れを利用して隣に座っていた女性に、エルボーを食らわせた。女性は負傷。おじさんは謝罪をしつつも、この負傷した女性を口説き始めた。

 

この男性、隣の女性を口説くために、わざとエルボーを食らわしたと考えると、かなり危険性を感じます。

女性の方は、全く知らないおじさんに、エルボーを食らわされたが為に、関係性が出来てしまい、ストーカーのようなおじさんに付きまとわれるのですから、恐怖以外の何者でもありません。

 

都市の電車に、闇を垣間見た出来事でした。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩