筆者は、フリーランスのエンジニアで、頻繁にコワーキングスペースを利用しています。
現在、利用している、dropinというコワーキングスペース使い放題サービスが、非常に便利なので、書いておこうと思いました。
dropinとは
dropinが提携しているコワーキングスペースを利用できるサービスです。
現在、実証実験が実施中とのことで、なんと、無料で利用ができます!
運営元は、NTTコミュニケーションズ。
大手なので安心して利用ができそうです。
提携コワーキングスペースは、現在のところ、パセラが主のようです。
パセラというと、都内に多くの店舗が存在しています。
東新宿や東神田のコワーキングスペース
銀座や秋葉原、六本木、渋谷などにある、カラオケパセラ
これらをドロップイン利用が可能なのです。
ちなみに、カラオケパセラが、おしごとパセラとして、テレワーク利用が可能となっているようです。
私が利用した時は、営業時間帯であれば、特に時間の縛りも無いようでした。
その他、利用可能なコワーキングスペースはいくつかありますが、これからどんどん増えていく感じがしますね。
利用方法は、簡単です。
アプリで、近くのコワーキングスペースを検索。
気に入った店舗に予約を入れ、あとは、その店舗に行き、チェックイン。利用が可能です。
アプリから予約を入れる時、店舗の空き座席数が分かるのがありがたいです。
わざわざ、店舗に足を運んでから、実は、満席です・・と言われたら、閉口ですから。。
「実証実験」ということなので、本リリースに向けて、実際、ユーザーに利用してもらい、良い点や改善点を集計して、よりよいサービスにブラッシュアップしていこうとしている段階なのでしょう。
実証実験の期間限定とはいえ、無料で、非常に快適に、コワーキングスペースが利用できる、
ノマドワークを行うフリーランスにとっては、ありがたいサービスです。
日経オフィスパスとdropinの違い
コワーキングスペース使い放題のサービスといえば、まず、日経オフィスパスが思い浮かびます。
日経と提携している全国のコワーキングスペースを利用できるというサービスです。
都内を中心に、200以上コワーキングスペースが利用可能です。
筆者は、オフィスパスを、長い期間、利用してきました。
正式リリース後の本サービスだけでなく、ベータ版も使ったことがあります。
オフィスパスの場合は、ブラウザからオフィスパスサイトにログインし、QRコードを表示します。コワーキングスペースの受付の人の端末で、そのQRコードを読み込んでもらって、チェックインが完了になります。
一方で、dropinの場合は、前述の通り、dropinアプリを利用します。
コワーキングスペースの受付で提示されたQRコードを、利用者側のカメラ(dropinアプリ)で読み込んで、チェックインが完了になります。
簡単に両者のチェックインの違いをまとめてみます。
チェックインの違い
・オフィスパス
→ 利用者がQRコードを提示。受付の人がそれを端末で読み込む(対人)
・dropin
→ 利用者側のカメラ(dropinアプリ)で、受付で提示されたQRコードを読み込む(対無人)
オフィスパスとdropin、両方を利用してみて、私的には、dropinの方が、チェックインがスムーズで、手間が掛からないと感じました。
この利便性の差は、チェックインにおいて、対人/対無人の違いがあると気がしております。
当方、オフィスパスを長年使ってきましたが、オフィスパスに関して、便利な一方で、問題点もあるサービスだと思っております。
オフィスパスを使って感じた事
・チェックイン(対人)が非常に煩わしい
・オフィスパスのサイトで「利用可能」と掲載されている店舗に行ってみたら、なぜか利用ができない
・コワーキングスペースと利用者でトラブルが発生しても、日経(オフィスパス)は責任を取らない
一方で、dropinは、こういったオフィスパスの問題点が改善されているように感じました。
オフィスパスよりも、チェックインがスムーズで、今のところ、提携コワーキングスペースにも、dropinサービスの周知が行き届いているようで、安心して利用できています。
dropinは今後発展していきそうなサービスだと思いました。
ノマドワークで日頃コワーキングスペースを使いまくっているフリーランスにとっては、今後の動向が気になりますね。