コワーキングスペース

集中できないコワーキングスペース。うるさいタバコ臭い!

coworkingspace trouble

コワーキングスペースには、不特定多数の人たちが集います。

 

総じて、有料であるので、極端に質の悪い客ばかりが目につく、

ということはありませんが、

不愉快に出くわすことも少なくありません。

その不愉快は、往々にして、パターン化されています。

 

コワーキングスペースで起きる不愉快問題について、書きたいと思います。

 

嗅覚の問題

オープンスペースで作業をしていると、

鼻が曲がるような悪臭が漂ってくる時があります。

よくあるのが、煙草の匂いです。

無論、コワーキングスペース内は、禁煙です。

 

では、なぜ、煙草の匂いがするのか。

 

それは、喫煙者が、フロア外で煙草を吸って、

煙草の悪臭を纏った状態で、フロア内に戻ってくるので、

フロアに煙草臭が、充満するに至るのです。

 

喫煙者は、煙草の匂いに鈍感になっているのかもしれませんが、

嫌煙者にとっては、かなり敏感に、煙草臭が感じられます。

ガンガン換気をしているわけでもないので、

「フロア内は禁煙」といっても、

気づくと「喫煙可」と変わらない状態に堕しています。

 

煙草臭が充満した状態になると、もう作業は終了です。

嫌煙者にとっては、気持ち悪くなってきます。

 

煙草臭問題は、どのコワーキングスペースでも、経験します。

 

いずれも、「フロア内禁煙」ですが、

一人、喫煙者が存在すれば、一気に環境悪化に陥ってしまいます。

 

聴覚の問題

オープンスペースでは、

邪魔にならない小音のBGMと周りの人々の作業音が、

ほどよい雑音となります。

 

一方で、

コワーキングスペースによっては、

集中スペースというエリアが、

用意されているところも少なくありません。

 

集中スペースという名の通り、

電話や打ち合わせによる話し声は厳禁です。

 

さすがに、集中スペースで大声で話をしている人は、稀ですが、

よくいるのが、クチャラーです。

 

物音の無い空間。

 

何かを口に入れて咀嚼しているのでしょう。

クッチャクッチャ、音が響きます。

 

飴玉を口の中に入れて転がしているのでしょう。

ペチャペチャ、音が鳴ります。

 

集中スペースですが、集中できません。

 

音を立てている主は誰だと覗き込むと、

太ったオジサンが自分の家のように寛いでいます。

 

一人と全体の問題

コワーキンスペースの問題は、

たった一人の問題が全てに影響を与えてしまう問題、

なんですよね。

 

問題のある一人が、

その空間に入り込むと環境に悪影響を与え、

ひいては、全体に不利益をもたらすということになります。

 

一人が全体に及ぼす不利益の問題は、

一介のフリーランスが、

コワーキングスペースを利用するうえで、

回避することって難しいんですよね。

 

行きつけのコワーキングスペースでも、

いつ何時、問題をもたらす隣人が現れるかは、分かったものではありません。

 

私は、

コワーキングスペースを利用するうえで、

このようなリスクがある、

ということを、念頭に置いておいたほうがいい

と思います。

 

そして、リスクが生じたら、

ああ、このパターンかと思って、

予め決めておいた適当な対応を、

淡々とするだけで良いと思います。

 

私は、可及的速やかに、その場を離れます。

(あまりにひどい場合は、管理人に相談しますが…)

 

それだけで、

不意に、いきなり、不具合に遭遇して溜まるストレスが、大分、軽減されると思います。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩