私は、十年ほど、SES常駐案件を経験し、今は、完全にリモートワークで仕事をしています。
常駐案件とリモート案件を比較して、
作業をするうえで、リモート案件が優れているのは、次の一点に尽きると思います。
リモート案件は、仕事中に、邪魔が入らない!
ZoomやGoogle Meet、Slackやチャットワーク等のコミュニケーションツールも充実しているので、昨今、システム開発において、常駐で顔を合わせなければ、仕事が進められないと言うことはありません。
常駐とリモートで、全く同じ仕事をしたとしたら、リモートワークの方が、工数が少なくなります。
どうして、同じ仕事をやって、常駐とリモートで、工数に差が生じるのか、考えてみました。
答えは簡単、常駐案件では、仕事中、邪魔が入る事が多いのです。
常駐エンジニアならばご存知の通り、客先常駐で、自分のタスクに取り組んでいるところに、
・別の仕事(雑務)を依頼される
・関係のないミーティングに参加を余儀無くされる
・どうでもいい雑談
等々の細々とした雑務に、時間が奪われます。
無論、自分のタスクと無関係です。
常駐では、一日、稼働して、あれ、自分のタスク全く終わっていない・・という日が、実は、少なくないのです。
他人の仕事や雑務に追われる常駐案件(体験談)
以前、私は、大手電機メーカーの常駐案件に参画した事があります。
頻繁に、自分と全く関係の無い、ミーティングへの参加を余儀無くされ、全然、自分のタスクを消化できない状態になりました。
1日、3回、自分と全く関係の無い、ミーティングに参加させられて、
夕方、プロパー上司から、「このタスクの進捗はどうですか?」と言われても、
「・・・(閉口)」って感じですよね。
定時中に自分のタスクが出来ないわけですから、定時外で自分の作業をするしかないのです。
時間の無駄ですね。。
別の見方をすると、常駐業務は、別の仕事もやらされるわけですから、自分のタスクに集中出来るリモートよりも、単価的に、安く使われている、と言えます。
リモートワークでは、こういった無駄が消失します。
リモートワークは、自分のタスクに集中する事が出来るから、効率がいいし、効率よく作業を終わらせて余った時間は、自分の好きなことに使えます。
だから、リモートでできる作業は、常駐ではなく、なるべくリモートでやるべきなのです。