フリーランスは、孤独との戦いです。
孤独と戦った結果、破れて、会社員に戻る人も少なくありません。
人脈作りという活動に精を出すフリーランスは、少なくありません。
フリーランスの人脈作りは、
どのような方法で行い、どのような人材と繋がられるのでしょうか?
フリーランスが求める人材
- 仕事をくれる人(案件の発注者)
- 仕事を通じた協業者(仕事を回してくれるかも)
- 将来的に大きなクライアントになりそうな人(企業したばかりの人など)
- 仕事の利害関係の無い人
大凡、この4パターンに収斂されると思われます。
結論を言えば、
クラウドワークスや日経オフィスパスに加えて、フリーランス向けイベントなど、
フリーランスや個人事業主をターゲットにしたサービスをベースにして、
人脈作りを行う限り、
良質な人材、クライアントと繋がることは、難しいです。
なぜなら、運に左右される要素が強過ぎるからです。
フリーランスの人脈作りの場
主に、以下が、人脈作りが期待出来る場所と考えられます。
フリーランスの人脈作りの場
- 求人・案件
- コワーキングスペース
- セミナー・イベント
- 友達
- 前職の知人 ← 特に重要
クラウドワークスやランサーズは、
フリーランスとクライアントのマッチングサイトです。
掲載案件に対して、フリーランスが提案した見積もりが、
クライアントの目にとまれば、クライアントと繋がることが可能です。
コワーキングスペースでは、運営者と繋がりが出来ます。
また、クラウドソーシングやコワーキングスペースは、
フリーランス向けのイベントを頻繁に、開催しています。
イベントも、人脈が作れる場に他なりません。
もちろん、友達から繋がっていく方法も当然あります。
(前職の知人は、後ほど述べます)
人脈の大凡の比率
フリーランス視点で、
フリーランスの人脈作りの場
- 求人・案件
- コワーキングスペース
- セミナー・イベント
- 友達
(※「前職の知人」除く)
経由で繋がった人たちは、実際、どのような人材なのでしょうか?
以下の3つに分類できると考えています。
フリーランスが出会う人材の構成比
- 優良クライアント 1割未満
- 連絡がつかなくなる人 8割
- 悪質クライアント 1割
フリーランスを5年続けて、
体感的に、大凡、上記比率で落ち着くと感じています。
繋がったかに思えて、すぐに連絡がつかなくなってしまうのが大半です。
優良クライアントは、1割に満たない数です。
注目すべきは、繋がるクライアントの中に、
絶対に、必ず、悪質クライアントが含まれていることです。
フリーランスなりたてで、
まだ、報酬不払いや成果物持ち逃げの被害に遭ったことの無い方にとっては、
1割くらいなら、そうそう出会わないだろう、
そう考えてしまうかもしれませんが、
10人に会えば、1人は、含まれている計算になります。
大半がどうでもいい人材の中で、
確実に、悪質クライアントが現れるので、
気をつけなければなりません。
整理すると、
・求人・案件
・コワーキングスペース
・セミナー・イベント
・友達
経由では、あまり良い人材に出会いないということです
フリーランスが良質な人材に出会う為には
それは、次の2つです。
- (1割未満の)優良クライアント
- 前職の知人
クラウドソーシングやコワーキングスペースで、
優良クライアントに出会うことは、非常に難しいです。
それでも、ごく稀に、繋がることが可能です。
運よく、繋がることが出来たら、
長く良好な関係を構築できるように努力しましょう。
もう一つは、前職の知人です。
こちらの方が、圧倒的に、オススメです。
不確実要素が非常に高い「1割未満の優良クライアント」に比べて、
こちらは、確実性が高いのです。
おわりに
人脈なしで、フリーランスになると苦労するという結論でございます。
それは、フリーランスの状態で、人脈を作ろうとすると、非常に困難だからです。
裏を返せば、
ある程度、人脈があるならば、
フリーランスになっても、大して苦労はしないということでもあります。
当たり前の結論ですが、人との縁は、大事にしましょう!