フリーランスをやっているとバカと出会う機会が、少なくありません。
「会社員をやっていても、バカと出会うぞ」
という声が聞こえてきそうですが、
「バカの質」が、異なります。
付言をしておくと、
「私とあの人は、話が噛み合わない」等の、個人間の相性の問題ではありません。
ある程度、普遍性のあるバカのことを取り上げています。
会社員が、仕事で出会う人は、
さすがに、
- 社会性を持ち合わせていない
- 他者との関係性に極めて難がある
ような御方ではありません。
会社員に、上記のような人がいない理由は、簡単です。
会社員は、入社する際、面接があるからです。
換言すれば、会社員は、他者が、志望者を見て、選別したうえで、はじめて、会社員になるからです。
つまり、会社員は、他者の目を通っているわけです。
裏を返せば、他者の目を通っていないのは、会社員ではありません。
長年、ニート生活をしていた奴が、或る日突然、
「俺は今日から会社員だ」
と叫んだ時点で、会社員になれないのは、自明のことです。
フリーランスは、
「俺は今日からフリーランスだ」
といえば、フリーランスに成れます。
同様に、今日から、法人の代表になりたいのならば、
書類を揃えて、税務署に提出すれば、
その時点で、法人の代表です。
もうお判りいただけたと思います。
会社員が、他者の目が通るのに対して、
フリーランスや一人法人は、他者の目が不要です。
これが何を意味しているかといえば、
文頭で挙げた結論です。
フリーランスをやっているとバカと出会う機会が少なからずあります。
では、どのような特徴でしょうか。
それは、会社員の場合と異なります。
大雑把にいえば、社会性の欠片もないような人です。
具体的な特徴は、以下の通りです。
- 時間を守らない
- 敬語を使えない
- キレる
- 会話不成立
- 約束を守らない
経験した事例をいくつか取り上げてみると、
- 打ち合わせの時間に遅刻してくる。常習だったので指摘をすると逆ギレで暴れ出した
- 初対面で終始タメ口、高圧的
- 何か地雷を踏んだ？のか、突然キレ始める
- 発注者との間でエビデンスを取ってから作業着手。納品後、発注者が頓珍漢なことを言い出す。互いにエビデンスを確認すると、突然、発注者が言葉を話せなくなった
- 報酬未払い、成果物の持ち逃げ
などなど
これらは、例外ではありません。
何人か、同じような特徴の人に出会ったことがあります。
会社員時代では、まず出会ったことがないようなタイプです。
まず、他者と会話が成立しないので、面接の時点で落とされます。
人事のおかげで、出会う機会がなかったとも考えられます。
私は、この手の人に出会ってしまったら、あまり近寄らないように心がけています。
