オフィス街

スポーツジムのマスク着用はいつまで続くのか。酸欠や熱中症の不安

sports gym mask

新型コロナによる緊急事態宣言が解除された6月、普通の日常ではないのを痛感いたします。

特に、スポーツジムは、コロナ以前と大きく変わりました。

コロナ以後では、運動する場所を見つけるのが、難しいのです。

 

4、5月の外出自粛期間で、多くの方々が感じた事だと思いますが、

リモートワークは、ずっと自宅で仕事をしているので、簡単に運動不足に陥ります。

 

筆者は、フリーランスエンジニアです。

コロナ以前からリモートワークで仕事をしてきました。

やはり、運動不足にならないよう、週2〜3日は、近くのスポーツジムに通っていました。

通っていたスポーツジムは、エニタイムフィットネスです。

安価で、24時間、複数店舗を利用できる、有名なジムですね。

都心にも、店舗が多く、オフィス街在住の身としては、通いやすく助かっていました。

ジムで運動をすると、心身ともにリフレッシュされて、頭が冴え、活動意欲が湧いてきて、メンタル的にも良い傾向がありました。

 

コロナとスポーツジム

コロナ禍の期間は、そのスポーツジムが閉鎖。

4、5月の巣篭もり生活で、筋肉がすっかり無くなったという方は多いでしょう。

筆者は、コロナの見通しが不透明であった5月に、長年通っていたジムを解約してしまいました。

本来、ジムの退会に関しては、結構細かく規約が書いてあったのですが、コロナ禍の特例という事で、退会を申し込むとあっさりと退会が成立しました。

そして、6月、ようやく、ジムが再開。

再入会しようかとジムにホームページを見ました。すると、

ジムに再入会する場合、初期費用として、セキュリティキーの料金がかかってくると記載されていました。

しかし問い合わせしてみると、なんと

コロナ禍の緊急事態宣言中に退会をした会員の再入会の場合、初期費用はタダで問題ない!

との回答があり、再入会に前のめりになりました。

 

ただ、一点、どうしても気になる点が、あります。

それは、スポーツジム内ではマスク着用必須とのこと。

私
入館時は、マスクを着用します。だけど、トレーニング中は、マスクを外しても問題ないですよね
ジムの人
ジムの人
いえ、トレーニング中も、マスクを着用してください
私
……

この「トレーニング中もマスク着用必須」というルールが、どうしても、違和感があり、結局、再入会に踏み切れないのです。

 

ただ、利用者は皆、このルールを真面目に守っているのか、という疑問が浮かびました。

一応、「トレーニング中もマスク着用必須」というルールは決められているけど、

利用者は皆、トレーニング中、マスクを外しているのではないか、と。

これは、実際、入会してみないと分かりません。

そこで、このジムの別店舗に通っている知人に確認をしたところ、結構みんなマスクを着用しながらトレーニングをしているようでした。

このジムは、24時間営業で、スタッフがいない時間帯もあります。

スタッフがいない間ならば、マスクを外しても分からないのでは・・そう考えました。

しかし、館内にある監視カメラで、常時、利用者がマスクをしているか監視しているらしいのです。

マスクをせずに、トレーニングをしている利用者に対しては、個別に注意や警告がなされるようです。

ここまでくると、マスク着用に関してやり過ぎのように感じられますが、

スポーツジム運営会社は、ジムでクラスターが発生するのを、相当警戒しているのでしょう。

 

コロナ後の区営ジムを利用してみた

6月になって、ぼちぼち、区営ジムも再開されてきました。

やはり、民間のスポーツジムに一度、入会してしまうと、何か違うなと思っても、簡単に退会はできません。

一度、区営ジムで、マスク着用でのトレーニングを体感してみました。

 

今回、訪れたのは、足立区の東京武道館のトレーニングルーム。

区営のジムは、ビジター利用(都度利用)ができるのが、良いですね。

しかも、かなりの安価です。

東京武道館のトレーニングルームは、450円でした。安い。。

 

入り口には、係員の方がいて、検温チェックを受けました。

加えて、館内利用に関する注意事項の説明を聞きました。

コロナの影響で、仕方がないですね。

 

館内に入ると、利用者は、少なくありませんでした。

皆、スポーツジムの再開を待ちわびていた証左でしょう。

ただ、利用者は少なくないのですが、トレッドミル(ランニングマシン)は、ガラガラでした。

これは運が良いと、ガンガン、ランニングで有酸素運動を行います。もちろん、マスク着用です。

ランニングをし始めてすぐに、トレッドミルの利用者がいないことが分かりました。

マスクをした状態でのランニングは、地獄です。

呼吸がマスクで塞がって、頭がフラフラとします。その都度、速度を落とし、ウォーキングに切り替えます。

顔は汗が滴り落ち、あっという間に、マスクがぐしょぐしょになります。

マスク着用での有酸素運動トレーニングは、辛すぎます。

 

周りを見渡すと、有酸素運動系のマシンを使っている人は、ごく少数で、

代わりに、筋トレ系の運動をされている人が、大半でした。

納得です。

マスク着用のトレーニングは、ゆっくりと筋トレをやる方が良いでしょう。

 

汗だくなので、シャワーを浴びたかったのですが、

残念ながらコロナの影響で、シャワールームが閉鎖されていました。嗚呼。。

スポーツジムで、マスク着用のランニングによって、全身汗だくのまま、家路につきました。。

 

スポーツジムで、マスクが不要になる未来を考える

マスクをせずにトレーニングがしたい!

どうすれば、スポーツジムで、マスク無しで運動ができるようになるのでしょうか。

そして、近い将来、スポーツジムでマスク不要の日は、やってくるのでしょうか。

 

恐らく、マスクをしながら運動をした事が原因で、酸欠や熱中症で、倒れる人が現れるのではないかと思っています。

そのマスクが原因の熱中症が、センセーショナルに報道されて、一気に、「運動中は、マスク着用をしてはいけない」という論調が広がって、スポーツジムでもマスクを外すという気運になるだろう、と考えてしまいます。

日本には、何か問題が発生した後になって漸く、重い腰を動かすという傾向があります。

それまで、スポーツジム等で、運動中のマスクで、酸欠や熱中症を起こしても、自己責任という扱いになってしまうのは、腑に落ちないですが。

 

スポーツジムでは、マスク着用必須!

酸欠や熱中症になったら、どうするの?

……

スポーツジムへの再入会は、もう少し、考えてみようと思いました。

それにしても、コロナにより、一気に、不便な世の中になりましたね。。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩