筆者は、フリーランスのエンジニアです。
開発案件の面談で、面接官が、前任者やチーム内のエンジニアに対して悪口を言う、場面に、時折、出くわします。
私は、悪口を言う面接官や発注者のいる会社と取引はしません。
エンジニアの悪口を言う面接官(発注者)
「前任者のエンジニアは、能力が低くてバカ。まともな会話ができない」
「しょーもないエンジニアが多すぎて困るんだ」
「SESエンジニアの人生は終わっています」
こんな感じで、面談の間ずっと、面接官の口からエンジニアに対する悪口を、聞かされます。
悪口を聞かされる方は、はっきり言って、よい気分はしません。
大概、エンジニアの悪口を言う面接官は、仲介営業や零細企業の社長などの非エンジニアです。
平たく言えば、エンジニアの業務内容を理解していない異職種の方々です。
どの口が言ってんだ、と思いますね。。
面接官が悪口を言い始めた瞬間、私は、もう、この会社と関わらないようにしよう、と決心します。
面談終了後、適当な辞退理由を告げて、終了。その先の関係を断ちます。
問題のある会社とは、仕事をしない方がいい
まるでエンジニアの方に非があるように悪口を言う面接官。
推察の通り、こういった場合、
問題があるのは、悪口対象のエンジニアではなく、悪口を並べ立てている面接官の方なのです。
普通に考えてみてください。
とある零細企業の発注者と面談をした時がありました。
その発注者から、
「前任者のエンジニアは、低能力のバカで、まともな会話ができなかった」
と、一時間くらい聞かされ続けたとしたら・・
この発注者の方が、人格的問題があるように思えませんか?
(もちろん、前任者のエンジニアの意見も聞かないと正確には判断できませんが、、)
この発注者と一緒に仕事をしたら、罵倒対象の前任者エンジニアと同じ末路を辿りそうな気がしますよね。
つまり、この発注者の案件が成功するようには思えない、という事です。
悪口を言う面接官は、話の種のように、いつも悪口を言う傾向があります。
その面談で、他のエンジニアの悪口を聞いていても、次は、あなたが悪口の対象となります。
皮肉な事に、こういった悪口面接官の時ほど、受注の確度が高いのです。
しかし、受注後、トラブルに巻き込まれる恐れがあるならば、その受注はリスクです。
トラブルの元になる会社には、近づかないに越したことはありませんね。