私は、フリーのエンジニアで、在宅でシステム開発の仕事をしています。
現在、請けている、案件の稼働量が落ち着いてきたので、
もう一つ、案件を増やそうかな・・
そう思って、エンジニア向けの案件求人サイトで、良さげな案件に応募しました。
応募先の企業は、
- グローバル系のIT人材会社
- 日本の派遣会社
の2件です。
実際、これらの人材系会社と面接をしてみて、
嗚呼、日本終わった。。
と感じられる場面がありました。
結論を言うと、面接は、次のような内容でした。
グローバル系IT人材企業 | [面接時間] : 5分
[面接官] : 中国人 (現役エンジニア) [面接内容] : 案件とエンジニアのスキルの確認のみ [結果] : その日のうちに、案件受注決定 |
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日本の派遣会社 | [面接時間] : 2時間
[面接官] : 役職者(おじいちゃん)、コーディネーター、営業2人 [面接内容] :
[結果] : 音信不通。1週間後にお祈りメールが届く(理由は不明) |
グローバルIT人材をターゲットとした人材会社の面接を受けてみた
どちらもWeb面接でした。
上記の表を見れば、一目瞭然。
グローバル系のIT人材企業は、面接時間が、たったの5分でした。
面接官は、エンジニア(中国人)の方でした。
内容は、
- 応募した案件内容の確認
- 案件を踏まえた、私(エンジニア)のスキルの確認
- 単金や稼働量などの希望条件の確認
以上。
面接時間があまりの早かったので、私は、
「え、もう終わりですか?」
と聞いてしまいました。
面接官は、
「はい、互いに必要な事は確認できたと思うので、これ以上やっても時間の無駄ですよね」
と、普通に言われました。
たった5分で面接が終わってしまったので、
私は、もしかしたら、不採用なのかも、と思ったのですが、
夕方に連絡が入り、面接をしたその日のうちに、応募案件への参画が決定。
無事、受注に至りました。
早すぎる・・
感動的な早さです。
ちなみに、
この企業は、日本人だけでなく、中国、インド、ベトナムなど、外国人のIT人材を、積極的に確保されているとのこと。
面接や打ち合わせは、グローバル仕様なのだろうな、と感じました。
いわゆる日本の派遣会社の面接を受けてみた
zoomの画面越しに、マスクをしたおじいちゃんが出現しました。
人事部門の役職者との事です。
このおじいちゃんに、会社の成り立ちや事業内容を、40分かけて、しっかりと説明いただきました。
念仏を聞いているかのような、ひと時に、眠りを堪えるので必死。
それから、コーディネーターの女性とバトンタッチ。
今度は、派遣やSESの仕組みについての話を聞きます。
一部、ビデオも見ました。
あと、エンジニア職とあまり関係は無いのですが、
OAスキルの確認も、このタイミングでされました。
これらが、大体、40分くらいでした。
それが終わると、営業に交代。
ようやく、案件の話に入ります。
応募案件だけでなく、それ以外の案件の紹介も受けて、こちらも、大体、40分くらい。
派遣会社の面接時間は、正味2時間くらいでした。
長すぎる・・
でも、これが一般的な派遣会社の面接メニューなんですよね。。
注目すべき点は、
派遣会社の面接って、面接官にエンジニアがいない(いる場合が稀)
のです。
日本の派遣会社の場合は、
派遣会社の面接(登録) → 客先面談
というプロセスを経るので、
結局、専門家視点の本当の面接は、客先面談の時になります。
じゃあ、派遣会社の面接って、意味があるのでしょうか、、
私は、派遣会社の面接は、時間の無駄だと思っています。
無意味な事に時間を掛けるなら、
派遣会社の面談と客先面談を一緒にやって欲しいのです。
まとめると次のような具合です。
グローバルIT人材企業
→ 面接時間5分で、即採用(受注確定)
日本の派遣会社
→ 面接時間2時間。音信不通で、1週間後に、連絡が来てお見送り(理由は不明)
日本、終わった。。
面接を通じて、そう感じました。