フリーランスのエンジニアをやっています。
コロナ禍になる前は、毎日のように、コワーキングスペースやネットカフェで仕事をしていました。
頻繁に通っていた為、ネットカフェ店員と顔見知りになることもあります。
そのネットカフェの店員は、個性的な接客をしていました。
それは、
「客の要求に対して、丁寧に応える必要がない」
という接客態度です。
店員曰く、
店の方針で、客の要求に丁寧に答えないようにしている、
と言うのです。
お客様は神様ではない
「店員と客は、対等の立場」
「客の要求に、いちいち応えていたのでは、客がつけあがるから、テキトーにあしらってOK」
これは、クレーマー対策の結果なのかもしれません。
「客と店員は、対等の立場」
と言えば、なんとなく、聞こえはいいですが、
普通の客からすると、
店員に冷たい接客をされる、印象を持ちます。
私も、初めてこの店に行った時は、
(自分、何か悪いことしたかな・・)
と不安に感じるほど、店員の客に対する態度が悪かった、のを覚えています。
お客様ではなく、店員が神様になった?
私は、こちらのネットカフェで、よく、作業をしていました。
その度に、店員と客の喧嘩のようなトラブルを何度も目撃しました。
店員が、クレーマー客でない、優良な客に対しても、横柄な態度を取っているのですから、客は、心証を害して当然ですね。
その度、私は、
( 相変わらず、このネットカフェ、治安が悪いなあ )
と感じました。
それもこれも、
店員の態度の悪さが原因です。
店員の質が、極めて悪いのです。
或る日、
いつものように、こちらのネットカフェに行ったら、
店員がいなくなっていました。
聞くと、客と喧嘩をして辞めたとのこと。
あ、、なるほど。
「お客様は神様ではない」
の行き着く先が、
「店員は神様」
になってしまったのですね。。
一部のモンスタークレーマーに対する対策を強化することで、店員がモンスター化してしまった。
皮肉ですね。
もちろん、店員は神様ではありません。