フリーランスのエンジニアをやってます。
エンジニアの案件サイトの、
doocyJob(ドーシージョブ)を、ご存じでしょうか?
ネット上に、ドーシージョブの評判が、あまり上がっていないので、
ドーシージョブを、しばらく、使ってみた感想を書きます。
結論を言うと、
あまり、オススメは、しません。
その理由は、次の点につきます。
掲載案件数は、多い!
けれど、なかなか、受注に至らない
案件掲載数が多く、アマギフのキャンペーンもある
昨今、エンジニアの案件サイトは、たくさんありますが、
ドーシージョブは、その他の案件サイトと比較しても、多くの案件が掲載されています。
アプリケーション(フロントエンド、バックエンド)やインフラ、プロジェクトマネージャーやコンサルタント・・・
要求スキルが高いものからそうでないものまで様々なので、自分のスキルや志向にマッチした案件を見つけることができるでしょう。
おまけに、ドーシージョブを通じて、就業(案件受注)が決まると、「Amazonギフト券最大2万円分」がもらえるキャンペーンもやっています。 (2022年2月5日現在)
これは、嬉しいですね。
私が知る限り、結構長い期間、このAmazonギフト券プレゼントのキャンペーンは行われている印象があります。
だけど、多くの案件が掲載されていても、なかなか、受注できないのです。。
ドーシージョブを実際使ってみて、面談後、音信不通になる発注者は、少なくありませんでした。
なかには、発注確定の方向で話が進んでいたけど、突然、連絡がつかなくなった発注者もいました。
発注する気がないなら、一言そう言ってくれれば、助かるのですが。。
ドーシージョブでは、これらの質の悪い発注者が、他の案件サイトに比べて、多いと感じます。
まあ、それを言われたら、確かに、そうかもしれませんが・・
他の案件サイトでは、ある程度、コンスタントに案件を受注できていても、
ドーシージョブで、他の案件サイトと同じような事をやっても、受注しづらいのです。
ドーシージョブが受注しにくい理由
なぜ、ドーシージョブは、受注しにくいのでしょうか?
ドーシージョブは、次の仕組みになっているようです。
利用料や手数料については、このように記載があります。
↑ココ
ドーシージョブは、発注者、エンジニア(受注者)、ともに、完全無料で利用できます。
エンジニア(受注者)は、案件を受注する際も、料金がかかりません。
そして、ここが重要なのですが、
発注者は、エンジニアに案件を発注する(契約を結ぶ)際、成約手数料が60万円〜かかる、とのことです。
エンジニア(受注者)側からすれば、案件への応募も、受注が決まった場合も、無料なんだから、別に関係がないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
ドーシージョブの仕組みは、発注のハードルが、高い、ということです。
つまり、それは、受注しづらい事に繋がります。
発注者は、発注しない限り、無料で使えます。
それゆえに、ドーシージョブには、他の案件サイトと比べても、多くの案件が掲載されています。
しかし、いざ、エンジニアに発注する、となった場合、手数料がかかってしまうので、発注を躊躇するのです。
これらのような思考パターンに陥り、
発注者は、発注せず、エンジニアは、受注できず、
という結果になってしまいます。
ドーシージョブの手数料のこの仕組みが分からないと、
エンジニア(受注者)は、
「なんか、ドーシージョブは、受注しにくいなあ・・」
と悶々と頭を抱えてしまうのです。
おわりに
私は、数ヶ月、ドーシージョブを使ってみて、かなり多くの案件にエントリーし、面談を重ねた結果、3社から受注することができました。
しかし、他の案件サイトでは、決まるような案件でさえ受注できず、エントリー件数の多さに比べて、非常にコスパが悪いな、と痛感しました。
そんな意味で、ドーシージョブは、あまりオススメできないのです。