面談・打ち合わせ

アホな発注者とフリーランスが面談をして理不尽なパワハラを受けた話

client misunderstood

就職、転職の面接同様に、フリーランスとクライアントの商談、初回顔合わせも、緊張感があります。

発注者側からすると、よく分からないフリーランスに案件を任せるのは、不安でしょうし、フリーランスも、怪しげな発注者から案件を受けるのは、嫌でしょう。

以前、初回面談で、おかしな発注者に出会いました。

今回は、それについて、書こうと思います。

 

発注者の勘違い、そして、逆ギレへ

「この発注者は、変わった人なのかな。。」

という具合に、その時だけ例外として扱えればいいのですが、

クラウドソーシングで繋がる発注者には、意外とおかしな人が多い、という特徴があります。

 

或る発注者の会社に面談で出向いた時の事です。

私は、応接室に通されて、待っていると、

しばらくしてから入室してきた発注者が、私を見るなり開口一番、

「資料読んだ?」

と言いました。

一瞬、私は資料について思案してから、

まだ、本案件に関する、資料をいただいていないことに気づきました。

「資料は、まだ頂いていなかったと思われます」

と返答します。

すると、発注者が、

「何言ってんだ。送ってあんだろ」

と、途端に、怒り出しました。

「お前、資料を読まずにここに何しに来たんだ」

 

初対面の人に「お前」という言葉遣いもどうかとは思いましたが、とりあえず、流しつつ、もしかしたら、実は資料を送ってもらっていたが私が見落としているのではないか、と思い、

慌てて、

「すぐに確認します」

と取り出したMacBookを開き、

案件が掲載されている画面や、やり取りしたメッセージを、確認していくと、

全く資料などに触れられておらず、頂いたメッセージには、面談場所と日時しか書いてありませんでした。

結果、やはり、資料はいただいていない事が判明。

発注者の勘違いが確定です。

 

だから、発注者が、

「ごめんなさい。勘違いしていました」

で話が終わればいいのですが、

……話は終わりません。

 

発注者の一方的な勘違いですが、発注者の怒りの火はすぐには消えませんでした。

 

面談中終始、この発注者、機嫌が悪いのです。

やんわりと伝えた、資料をいただいていない旨に対して、

「事前に資料を送って頂けませんかと一言、言えなかったお前に問題があるんじゃないか」

「お前は、俺に恥をかかせた。どうしてくれんだ」

と1時間ほど、説教をされました。

自分の非を認めない人でした。

理不尽の極みですね。

この発注者は、受注者よりも立場が上という考えで、自分よりも下である受注者に対して何やってもいいと勘違いしているのでしょうね。

受注者に対して、パワハラをすることが日常なのでしょう。

こういった発注者に当たってしまうと、運が悪かったと思って、気持ちを切り替えます。

別の角度から考えると、この発注者から案件を受注しなかったことは、運が良かったとも言えるのです。

なぜなら、この発注者から案件を受けると、トラブルが発生する可能性が極めた高いからです。

そのトラブルに巻き込まれなかっただけ、良かったと思いましょう。

 

実は、この手のパワハラ発注者は少なくないのです。

もしかしたら、クラウドソーシングサイトで発注をする際、軽い気持ちで案件を掲載しているのではないでしょうか。

自分の行動が頭に入っておらず、指摘されれば、逆ギレ。

危険ですね。。

 

「資料読んだ?」

あなたは、自分が掲載した案件や受注者とのやり取りを理解していますか?

そう尋ねたいです。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩