SESやIT派遣会社は、ITエンジニアの確保に躍起になります。
ITエンジニアは、SESやIT派遣会社の商品で、それらの企業の収益の根幹だからです。
SESやIT派遣会社は、「求人サイト」から「エンジニアに友達紹介を促すもの」まで、あの手この手で、エンジニアの個人情報を集めようとしています。
求職者であるエンジニア側の視点では、
SESやIT派遣会社が、やみくもに、エンジニアの個人情報を集めても、あまり意味はない
と考えています。
むしろ、積極的に、エンジニアの個人情報を集めることによって、企業にマイナスのイメージが付く恐れもあります。
エンジニアの個人情報を集めるSES・IT派遣
SESやIT派遣会社は、いくら、多くのエンジニアの個人情報を保有していようとも、それらのエンジニアを稼働させなければ、収益に繋がりません。
それゆえに、企業は、その都度、エンジニアに連絡をしなければなりません。
SES・IT派遣会社は、以下の方法で、エンジニアに連絡をとります。
・メールマガジン
・個別案件の紹介メール
・稼働状況の確認(メール)
・稼働状況の確認(電話)
しかし、これらの方法が、すぐにエンジニアの稼働に結びつくとは限りません。
【体験談】知らない派遣会社が連絡してきた
定期的に、メールマガジンが送られてきて、派遣登録したことも忘れたような会社が、数ヶ月、数年ぶりに、突然、電話で連絡してくるのです。
エンジニア側からすれば、うざったく感じますよね。
場合によっては、自分の個人情報の扱われ方に不安を覚えます。
エンジニア側は、迷惑で、不安を覚えるような会社と取引をしたくないでしょう。
私のもとには、時々、知らない派遣会社から、連絡が来ることがあります。
心当たりのない派遣会社を、過去のメールをさかのぼって調べてみると、3年前に、求人応募した企業だったりします。
この派遣会社とは、3年間、全く連絡を取り合っていません。
3年後に、なぜか、派遣会社が、連絡をしてきたのです。
「今、お仕事探していますか?」
私は、この派遣会社を、不気味に感じました。
もちろん、この会社から、仕事は受けません。
今後も、この会社とは、仕事をしないだろう、と思いました。
そもそも、なんで、この派遣会社は、3年経って連絡をしてきたのだろう、と訝りました。
もしかしたら、あわよくば・・このエンジニア、稼働させることができるかな、という温度感で、連絡してきたのかもしれません。
仮に、私(エンジニア)が、仕事を探している状態であったとしても、この派遣会社以外の会社とお付き合いさせて頂きますよ。
SES・IT派遣会社は、多くのエンジニアを稼働させたいから、あらゆる手段を使って、多くのエンジニアの個人情報を集めようとします。
一方で、エンジニア側では、どうでもいい用件で、頻繁に、連絡を寄越してくるSES・IT派遣会社をうっとおしいと感じます。
SESやIT派遣会社が、エンジニアの個人情報の収集に躍起になるほどに、エンジニアは、そういった企業から離れていく可能性が高まっていくのです。