オフィス街

小学生と満員電車

elementary school student and crowded train

満員電車に乗る、小学生をどう思いますか。

 

満員電車を回避する小学生

私は、上京したて頃は、埼玉と東京の県境の街に住んでいました。

 

川口や赤羽から、都心方面に向かう電車に乗ると、

朝は、確実に満員電車になります。

 

駅に電車が到着した時点で、

既に、埼玉県の駅から乗ってきた人たちが詰まっている状態です。

 

私は、毎日、その満員電車に乗って、都心に通勤していました。

 

マンションの大家さんと、仲良くなり、よくお話をさせて頂きました。

話は、大家さんの孫の通学の事に及びました。

 

小学生の孫は、少し離れた、小学校に通っているとのことでした。

電車で、通学しているとのことです。

聞くと、かなり朝早くに、家を出発していました。

 

小学校の1時間目は、

そんなに早かったかなと、

自分のその時代を回顧していると、

大家さんは、

 

朝早く家を出る理由は、

絶対に、満員電車に乗せたくないからだ、

 

と仰いました。

義務教育の間は、満員電車に乗せるべきではない

「子供時代に、満員電車は、絶対に経験させたくない」

 

私は、普段、利用している満員電車の風景を思い浮かべながら、

お聞きしました。

 

確かに、あの凄惨な車内で、

私は、小学生の姿を、あまり見たことはありません。

 

それは、この大家さんのような、保護者の配慮が背景には、あります。

 

小学生を、満員電車には、乗せるべきではありません。

 

条例を作ってもいいくらいだと思います。

 

小学生が満員電車で通学をしていては、

恐らく、その少年少女に未来はないでしょう。

あの過密の車内経験によって、ある種の、思想形成が促進させる可能性もあります。

 

満員電車は、成長段階の子供が乗るべきではありません。

成長し切った、大人になって、初めて、乗ることの出来る、乗り物なのです。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩