フリーランスのエンジニアをやってます
学生時代は、ものすごく、ゲームにハマっていたけれど、社会人になると、全然、やらなくなる。
よく耳にする話ですね。
「なぜ、社会人になると、ゲームをやらなくなるのか?」
エンジニアの体験談をまじえて、その解を考察したいと思います。
ゲームとプログラマの仕事は、同じ事
私も、学生時代は、コンシューマーでは、RPG、アーケードでは、格ゲーや音ゲーなど、毎日、ゲームをやっていました。
しかし、社会人になってから、一切、ゲームをやらなくなりました。
ゲームを勧められても、やりたくありません。
理由は、はっきりしています。
私が、社会人になってからゲームをやらなくなった理由は、エンジニア職に就職したからです。
システム開発における設計やプログラム開発は、アルゴリズムを考える行為です。
翻って、ゲームとは何かというと、ゲームは、アルゴリズムを解く行為です。
これは、パズルゲームだけでなく、RPG、アクション、シューティング・・などのジャンルを問わず、すべてゲームは、アルゴリズムを解いていくことを遊びとしています。
ここまで書けばお分かりかと思いますが、要するに、どちらも、アルゴリズムを考える行為という点において、ゲームをプレイすることと、エンジニアとして仕事をすることは、ほとんど、同じことをやっているのです。
仕事(=システム開発)をやることは、ゲームをやるのと、同じ感覚です。
どうして、一日中、ゲーム(=アルゴリズムを考える行為)しているのに、休みの時も、ゲーム(アルゴリズムを考える行為)を、しなければならないんだ!
と、いうことなのです。
それなら、休みの時くらい、ゲーム(=仕事)以外のことをしたくなりますよね。
ゲーム(=アルゴリズムを考える行為)をやって、お金が貰えるのだから、何で、タダで、ゲーム(=アルゴリズムを考える行為)をやらなければならないんだ、と。
しかも、いわゆる、テレビゲームやスマホゲームは、他人が考えたアルゴリズムです。
それならば、自分で、アルゴリズムを考えていった方(=システム開発)が、楽しいのは自明の理です。
お金が貰えるなら、スマホゲームをやってもいいですが、たぶん、自分で、プログラムを書いている方が楽しいだろうな、と思ってしまうのです。
もちろん、システムエンジニアやプログラマーとして働いていても、休みの日は、新作ゲームを楽しんでいる方は、いらっしゃるでしょう。
そういう方は、仕事とかプライベートとか関係なく、アルゴリズムを考えることが好きなのでしょうし、エンジニアが本当に、天職なんだと思います。
それはそれで、羨ましくもありますが、
自分は、プライベートは、ゲーム(=アルゴリズムを考える行為)とは、まったく異なる事をやりたい派ですね。