筆者は、朝日新聞を読んでいます。
朝日新聞を読み始めた理由は、特別な政治的主張があるわけはなく、単に、大学入試で天声人語や社説がよく使われていたからというもので、大学時代から今に至るまでずっと読み続けています。
長年、新聞を購読している私にとって、特に新聞購読において、不便だと感じる部分があります。
それは、紙の新聞購読時の支払方法が非常に不便な点です。
支払方法は、主に以下の3つです。
・口座振替
・クレジットカード
・訪問集金
口座振替やクレジットカードでの支払いができるならば、便利ではないか、
と言われそうですが、実は、そうではありません。
新聞購読を申し込む際に支払い方法を決めますが、口座振替やクレジットカードを希望すると、
「手続きに時間が掛かります。実際、口座振替やクレジットカード払いが開始されるのは、手続き完了後の、2~3ヵ月後になります」
という回答をいただきます。
では、手続き完了まで、どうやって購読代金を払うのかと聞くと、訪問集金でのお支払いになりますと言われます。
口座振替やクレジットカード払いを希望していても手続きに時間がかかるなら、「訪問集金」での支払いでいいかな、と思ってしまう人は少なくないはずです。
私は、これまで何度か引越をし、その都度、新聞販売所が変わりましたが、
いずれの新聞販売店の人にも、「訪問集金」を勧められました。
理由は、分かりません。
訪問集金の時代遅れ感
「訪問集金」とは、その名の通り、新聞購読者の自宅にやってきた新聞販売所の人に、対面で、新聞購読料を支払うというシステムです。
なんで、今の時代で、こんなことをやっているのだろう・・
私の率直な感想です。
この訪問集金、物凄く不便なのです。
まず、月に一回、訪問集金人が自宅にやってきますが、これがいつやって来るか分かりません。
不在だったら、
不在通知の手紙がポストに入っているか、あるいは、電話に連絡が入り、訪問集金人と再訪問のスケジュール調整を行います。
そして、訪問集金人が、後日、再び集金に、自宅にやって来るわけです。
この「訪問集金」というシステムでは、指定された時間に、特定の場所(自宅)に、いなければなりません。
生活を送っていると分かりますが、わざわざ、新聞代金を支払う為に、特定の時間や場所の拘束を受けることは、非常に煩わしいのです。
自宅で仕事をしている分には、まだ良いですが、会社に勤めていると、この訪問集金での支払いは、困難を極めます。
訪問集金で支払いができない(体験談)
以前、私が派遣エンジニアとして客先常駐で働いていた時の事です。
基本的に、日中は、ほとんど自宅におらず、深夜帰宅だった時、
訪問集金での支払いに苦労しました。
三ヵ月ほど、支払いが滞り、
その時、私が住んでいた地域の新聞販売所の人から、
「新聞購読料の支払いに、新聞販売所まで来てください」
と言われました。
それから、毎月、当該の新聞販売所まで、現金を持って、新聞購読料の支払いに出向いていました。
毎月、新聞購読料を支払う際、なんで、こんなバカバカしいことをやっているんだろう、と思ってしまいます。
今の時代、支払い方法は、多様に存在しています。
コンビニ払いができれば便利だし、
クレジット払いも2ヵ月以上手続きに時間を要するのかも謎です。
時間と場所を調整して、現金を握りしめて、対面で、お金を支払う。
昔の制度って感じがしてしまいます。
新聞購読の支払いシステムが、もっと、時代に合ったものになることを切に望んでいます。