レジ袋有料化が実施されて、コンビニやスーパー、書店などで、万引きが急増している、という記事を目にしました。
レジ袋有料化により、マイバッグ持参率は増加。
そのマイバッグを使った万引きが発生しているとの事です。
でも、レジ袋が有料化の影響で万引きが増えるのは、当然だろうと思えてしまいます。
そんな光景を、先月、目の当たりにしました。
オフィス街のコンビニの風景
私は、都心のオフィス街に住んでいます。
近所には少し歩けば、セブンイレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ニューデイズなど、わずかな距離に、多くのコンビニが密集しています。
その中の或る店には、毎日頻繁に、行っていました。(過去形なのは、レジ袋有料化で、もう行かなくなった)
まず、レジ袋有料化前の話です。
このコンビニですが、
「朝の通勤時間帯」と「お昼時」、近隣のサラリーマンで、とてつもなく混雑していました。
恐らく、近隣の会社の始業時間や昼休憩の時間が似通っているのでしょう。
レジ前には、長蛇の行列が出来ます。
複数のレジが稼働。
複数の列は、棚に沿うように、クネクネと曲がりながら続いていきます。
店内は、スーツ姿のサラリーマンで一杯の状態です。
そして、レジ袋有料化が開始されました。
サラリーマンの行列、
レジ袋を辞退される方が多いように見受けられました。
朝の時間帯では、オフィス出社後に軽く食べるであろう、おにぎりやパン、飲み物等の購入をする人が多い印象です。
昼時は、もちろん、弁当や飲み物です。
それらは、片手で持てる量なので、商品を手で掴んで持っていくのです。
バッグを持っていても、レジ会計が終わったら、後ろで会計を待つ客のプレッシャーがあるのか、バッグに入れる事なくそそくさと立ち去っていきます。
昼時は、バッグを持っている人の方が稀で、皆手ぶらで、昼飯を買いに来ます。そして、レジ袋をもらわずに、手で抱えて持ち帰ります。
そして、オフィス街にある、このコンビニには、イートインスペースがあります。
イートインスペースは、朝昼、常に、満席で賑わい、皆、購入したものをここで食べています。
これを踏まえて、或る事に気付きました。
レジで会計を済ませた後、商品を手で抱えたまま、店内をうろついている人が散見されるのです。
買い物を済ませた後、買い忘れたものを思い出して、その商品を見ている場合もあるでしょう。
そして、店内は、人で溢れている状態で、店員は、レジに掛り切りです。
こんな状態では、もう、万引きを特定するのは、難しいのは・・と思いました。
混雑した店内で、あの客の手に持った商品は、会計済ませたものなのか、まだ未会計なのか?
エコバッグに入れるまでもなく、普通に、商品を手に持って店を出てしまっても、分からないのではないか・・(もちろん、そんな事やりませんが、)そう思えてしまいました。
もちろん、会計後はレシートが発行されますが、全員が全員、それを貰うとは限りませんし、会計済み商品に対してシールが貼られますが、全部の商品にはるとも限りませんし、店員が、疑わしき人に対して、一人ひとり、声かけをするわけにもいきませんし・・。
今後、セルフレジが導入されれば、この万引き問題は、ますます混乱するのではないでしょうか。
レジ袋有料化から1ヶ月が経過して
と、ここまでに買いた内容は、レジ袋有料化直後のお話です。
レジ袋有料化から1ヶ月が経過して、以前よりも、コンビニ利用客は減ったように見受けられます。
私も、コンビニは、ほとんど利用しなくなってしまいました。
商品を手に持って退店する客の姿。
それ本当に会計を済ませた商品なのか、遠目には分からないんですよね。
それが、混雑時ならば尚更です。
皮肉かもしれませんが、
コンビニの利用客が減少して、店内が空いている状態ならば、万引きの特定は、容易かもしれませんね。。