SES・派遣

SESは、孤独な職業です【正社員】

ses is lonely job

フリーランスは、孤独です。

その孤独は、同僚に囲まれた会社員になれば、解消されます。

 

しかし、

SESの場合は、会社員(正社員)になっても、孤独は解消されません。

 

なぜなら、SES正社員は、次のような、働き方を余儀なくされるからです。

  • 一人で、客先に常駐する
  • 自分の所属している会社の人たちと関わらない

 

一人で、客先に常駐する

チームで入るような大規模開発ではなく、

中小規模の開発案件の場合は、

所属のSES企業から、自分一人で、現場に常駐することになります。

 

仲介が中小零細のSESであったり、クライアントがスタートアップなどでは、

一人常駐になるケースが多いです。

 

周りは、当然、全員、別会社の人たちです。

よそよそしい雰囲気が漂います。

 

常駐現場にいる限り、外部者的な扱いに終始します。

 

自分の所属している会社の人たちと関わらない

一人で、客先に常駐すると、

自社の人たちと、全く接する機会がなくなります。

 

繋がる機会といえば、

唯一、月末の稼動報告くらいでしょう。

 

たまに、自社に帰ると、

知っている人が誰も無いという状況になっています。

 

中小零細SESの正社員という働き方

会社員、いわゆる、どこかの企業に所属している、という感覚がなくなっていきます。

すると、正社員なのかフリーランスなのかよく分からなくなってきます。

 

会社に所属する意味が分からなくなります。

いつでも、会社を辞めても不思議では無い状態になります。

 

自社の間接部門は、親睦会を開いたりして、何とか自社の方に来させるように仕向けてきます。

何かにつけて、連絡をしてきます。

 

しかし、一人で客先常駐をしている者にとっては、

こちらは仕事中に、別のどうでもいい連絡が入るわけですから、

鬱陶しいとしか思えません。

 

仮に、自社の親睦会に参加しても、周りは、誰も知らない人です。

そんな飲み会に参加しても、気疲れしてしまいます。

 

それならば、同じ現場の別会社の人たちと、飲みに行く方が、良いでしょう。

 

おわりに

SES正社員は、会社員という感じを抱き難い働き方です。

 

自社勤務で、同僚に囲まれて働く社内SEの方が、

同じSEでも、はるかに、会社員という感じがあります。

 

フリーランスをやって、孤独に耐えられないから、SES企業の正社員に転職。

しかし、その孤独は、解消されませんよ。

ABOUT ME
普通のフリーランスエンジニア マノリさん
1981年生。早稲田大学卒。秋葉原(外神田)在住。フルリモートで作業中。昼は人で溢れかえり、夜は誰もいなくなる電気街で、仕事を頑張る。趣味は、小説と散歩